【d!】ヒロイン不在の乙女ゲームで悪役になったのだがどうすれば? (ページ48)

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42話ページ48

you side

前回のあらしじ

よーし!皆で会議しよう!(cv.兄さん)

いぇーー((((ci「姉さんおる～!?」

.

先生二人が(俺ら喋ったら邪魔になりそうやな……黙っとこ)みたいな顔してるわ。私も同じく。ということで実況は私、Aでお送りいたします。

てかこの場面でいじめっこといじめられっこが話してる→いじめっこは犯人じゃない?!とかいう思考に至らないかな。頑張れチーノ。

ci「………姉さん、帰りましょ」

あ…無理そ～。

sn「………」

ci「……?姉さん?そんなヤツとなんか話さない方が良いですよ?」

何てこと言うんだ君は。しれっと愚痴るな。

sn「……!」

ci「……ね、姉さん!帰りましょうって!」

おっと、ここでチーノがしにがみくんの腕を掴んだ!!

.

.

ﾊﾟｼﾝｯ

おっと…??

ci「え……?」

しにがみくんがチーノの腕を振り払い……ました……。

sn「今日は用事があるから1人で帰ってって言ったし、そもそも黒谷さんにいじめられてないって言ってるよね……?」

sn「人の話も聞けないのに、気安く人を傷付けないでよ!!」

しにがみくんはいつの間にか涙を流していた。

ci「え……ぃや…ちが……」

心なしかチーノも泣きそうになっているようだけど……。

sn「チーノ君なんかもう知らないｯ……!!!」

ci「…あ。しにがみさんっ……待って!」

しにがみくん、帰ってしまった……。

涙目のまま呆然と立ち尽くすチーノ……君。

.

そしてそれを見守る真顔の我等三人……()

ci「うぁ……うぅｯあぁあ……」

泣き始めちゃったよどうしよう。

まぁ、ちょ～っと可哀想だし慰める位はしとくか…。

ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ…

ci「うぅｯ…お…おれはぁ……ｯ……しにがみさんに
……ぐすｯ嫌われたく……なくてぇ……ｳｯ」

『うん。落ち着け?』

ci「しにがみさんのために……しにがみさんを守りたくて……ぇ……うぅ……」

『うん。続けるんかーい』

ci「俺は……嫌われた?……アンタはいじめとるんちゃうの…?」

『まあ～……怒ってるだけなんじゃないかな?嫌われてはないんじゃ?あと私はやってない(と思う)』

ci「じゃあ……俺は………俺はぁ…ｯ!」

ダム崩壊警報……一秒後にダムが崩壊します。

ci「うぅああぁぅううｯｯあぁあ……!」

とりま泣き止め。後ろに真顔の二人が居るんだぞ()

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説明文に新作のリンク貼りました～