【2j3j】社畜さんと過ごす日々【ysr】

聖夜の誓い ページ22

付き合ってる。同棲。

「な、なぁ。今日ってさ。その、クリスマスじゃない、デスカ。だから一緒に出かけませんか?」

「カタコトって笑うなよ！…しょうがないだろ!お前が初めてできた彼女だし…これまでクリスマスとか無縁の独身だったし。」

「どこ行くとかは決めてないんだけど…どうする？…ショッピング?いいよ。…じゃあ準備したら行くか。」

ーショッピングモールー

「うわー…カップルで溢れかえってる…今年はこんな景色見ても虚しくないの、新鮮だな。…あのさ、提案なんだけど、それぞれ別行動でクリスマスプレゼント買って家に帰って交換しませんか…？…じゃあそれでよろしく。買えたらここ集合な。場所分かんなくなったら電話しろよ。」

〜数十分後〜

「…あ、すまん。待たせたか?…お前が何なら喜ぶか考えてたら遅くなった。……帰るか。」

ー帰宅ー

「…ただいま〜。…さて、お楽しみのプレゼント交換会といたしますかね…！」

「じゃあ、せーので開けるぞ。…せーの！………マジで?こんな事あんのかよ…ははっ…買うもの全く一緒って！…マグカップが予期せずペアルックになったな。」

「…ちょっと気持ち悪い事言ってもいいか？引かないでくれよ？…考えてる事一緒って事だよな、俺達。ほぼ、夫婦みたいだよな。…だからその…一生側にいさせて欲しい。」

「…あぁ〜！クソっ！こういう時格好つかねぇんだよなぁ…。今のが俺の精一杯のプロポーズなんすけど…うん、結婚したい。……！ありがとう…一生大切にする。お前も、このカップも。」

ー後日談ー
その後めでたく結婚した二人。当時のカップは今でも壊れず現役です。彼はその思い出を語っています。

「いやー、まさかこのカップがきっかけでプロポーズするとは思ってなかった。…そもそも結婚とか一生縁無しだと思ってた。…しかもクリスマスにプロポーズって…ドラマかよ…」

「そういや、お前何でこのカップ選んだの？……あげたのを想像したら俺が幸せそうな顔してるのが浮かんだ？……そこまで一緒かよ…もう笑うしかないだろ…そう。俺もお前が一番喜ぶのがこれだろうなって思ったから。」

「…こんな言葉らしくないって言われるかもしれないけど、運命なのかもな…？…言ってて恥ずかしくなったわ、忘れて！…笑ってないで忘れろ！」

なんて言いつつ、その顔は幸せそうです。
来年も何十年後もずっと、クリスマスはこの話題で持ち切りです。


〜fin〜

〜Merry Xmas〜
作者ロルフより。

ヘタレだって格好良く？→←頼れる兄

• 金　運: ★☆☆☆☆
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• 全体運: ★★★☆☆

ラッキーアイテム

水色のシャツ

ysrガチャ

【SSR】ギャングスター　UCHIMATA

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