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セ｢あぁ、ごめん。別に馬鹿にしてるとかではないんよ？ただ、可愛らしいなぁって思って。｣
『？ それは子供みたいに、はしゃいでいたから？』
セ｢いや、そういうことじゃないんやけど…｣
そう言って、言葉を詰まらせる千歳くん。
どういう意味なんだろう？
し｢まぁ、とにかく。少しでも勉強のモチベーションが上がってよかったわ。俺達もまたAに会いたいからさ。勉強頑張ってな？｣
『うん、ありがとう。もしかしたら、今までみたいに毎日連絡をとることはできなくなるかもしれないけど…』
う｢勉強に集中するためなんだろ？大丈夫。俺らも、ちゃんと分かってるから。｣
さ｢時間にも精神的にも余裕がある時に、ちょっとメッセージ送るぐらいで大丈夫や｣
セ｢勿論、何か困ったことがあった時に連絡してもいいんやで？相談にのるからな｣
し｢勉強しすぎて体調崩したりするなよ？頑張るのは大事だけど、無理は禁物や。｣
『…うん。本当にありがとう…』
皆の言葉に目頭が熱くなる。
どうにか絞り出した声も震えてしまった。
本音をいえば、体育祭の準備期間の時、忙しすぎて精神的に追い詰められていた。
そんな状態にも関わらず、勉強では覚えなくてはいけないことが沢山あって…
いっそ全てを投げ出してしまいたいって、何度も思ってた。
親や先生、友人に相談しようとも思ったけど、心配かけたくないって思いの方が勝ってしまって、ずっと我慢していた。
我慢していたのに…
彼らの言葉が嬉しくて、ずっと溜め込んでいた辛いとか、苦しいとか、そういった気持ちが溢れ出てきて止まらなくなった。
その気持ちに比例するように、涙が次から次へと流れ出てきて、とうとう嗚咽を漏らしてしまった。
さ｢……なぁ、A。泣いてもいいんやで？今、家には誰もおらんのやろ？｣
『でもっ…みんな、いる…』
し｢俺らのことは気にせんでええって。どの道、電話越しやから、Aが泣いているところは見えんし。｣
う｢ずっと我慢してたんだろ？だったら、今の内に全部吐き出してしまえ。このまま溜め込んでたら、いつか取り返しのつかないことになるぞ｣
『で、も…めいわく…』
セ｢迷惑なんて思わんよ。寧ろ、Aは溜め込んでしまう癖があるから、頼ってくれた方が俺らは嬉しいんよ。やから、気にせずに思いっきり泣きな？｣
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八重桜(プロフ) - ゆみかさん» 初コメありがとうございます！やはりうらさんでしたか…(白目)教えて下さりありがとうございます！更新は遅めですが、頑張ります！ (2020年3月12日 3時) (
レス) id: 62b3e739f9 (このIDを非表示/違反報告)
ゆみか(プロフ) - 初コメ失礼します！確かうらさんって読んでいた気がします！とっても面白いのでこれからも頑張ってください！ (2020年3月8日 13時) (レス) id: bac69d1b88 (このIDを非表示/違反報告)
八重桜(プロフ) - そらるなさん» コメントありがとうございます！楽しんで貰えたようで嬉しいです！これからも更新頑張っていきます！ (2020年2月22日 5時) (レス) id: 62b3e739f9 (このIDを非表示/違反報告)
八重桜(プロフ) - over the rainさん» いつもコメントありがとうございます！無事に更新できました(汗)これからもよろしくお願いしますm(_ _)m (2020年2月22日 5時) (レス) id: 62b3e739f9 (このIDを非表示/違反報告)
そらるな - 最初から見ました！ すっごく面白かったです。 更新頑張ってください！ (2020年2月15日 18時) (レス) id: 4a84e506c1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：八重桜 | 作成日時：2019年9月23日 4時
