【61】センラside ページ25
セ｢A合格したんや！！｣
コンビニの弁当を早急に食べ終え、Aからの連絡を今か今かと待っているとスマホの通知が鳴った。
急いで画面を見てみると、そこにはAからの｢合格したよ！｣のメッセージが。
嬉しさのあまり思わずガッツポーズをして叫んでしまった。
一人暮らしやのに恥ずかし…
急いでメッセージを送ると他の3人も返信をしていた。
既読が着いたのを確認して、Aからの返信を待っていると突然画面が暗転し、着信画面に変わる。
誰や、通話を始めたやつ。
別にいいんやけどさ。
『も、もしもし…？』
早速聞こえてきたのはAの声。
先程まで泣いていたのか、声は少し震えていた。
久しぶりにAの声聞いたなぁ…
さ｢あ！Aー！もしもーし！｣
う｢…もしかして通話始めたの優か？｣
し｢いきなり画面変わったからビックリしたんやけどw｣
『あ、私だけが突然だった訳ではないのね』
どうやら通話を始めたのは坂田だったらしい。
くすくすっと笑うAの声を聞きながら、｢ごめんごめん｣と坂田は声を震わせながら謝る。
恐らく坂田は苦笑いを浮かべているのだろう。
セ｢あ、そうや。A！合格おめでとう！！｣
し｢ん、おめでとう。よく頑張っなー｣
さ｢流石Aや！おめでとぉ！｣
う｢お疲れ様。本当によく頑張ったよ。おめでとう｣
『皆…ありがとう…！』
一番伝えなければならないことを伝えると、Aは嬉しそうに声を震わせる。
もしかして、また泣きそうなんやろうか？
う｢まぁ、Aなら絶対に合格すると思っていたけどな｣
セ｢とかいいながら、断言はできない的なことを言ってたやん｣
さ｢俺は絶対に合格すると思ってたけどな！｣
『ふふっ…ありがとう。信じてくれて』
し｢礼を言われるようなことはことはしてないで。頑張ったのはAなんやから｣
志麻くんの言葉に｢そうそう｣と同意をすると｢ううん｣とAはその言葉を遮る。
『…皆が時々相談にのってくれたり、どんなに些細なことでもちゃんと聞いてくれたから。だから私、勉強に集中することが出来た。合格出来たのは皆のお陰。だからちゃんとお礼を言わせて。…本当にありがとう』
Aは震えた声で俺たちにお礼を言ってきた。
無力だと思っていた俺らも少しはAの役にたてていた。
そのことを知って思わず笑みが零れる。
セ｢…どーいたしまして。力になれたみたいでよかったわ｣
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八重桜(プロフ) - ゆみかさん» 初コメありがとうございます！やはりうらさんでしたか…(白目)教えて下さりありがとうございます！更新は遅めですが、頑張ります！ (2020年3月12日 3時) (
レス) id: 62b3e739f9 (このIDを非表示/違反報告)
ゆみか(プロフ) - 初コメ失礼します！確かうらさんって読んでいた気がします！とっても面白いのでこれからも頑張ってください！ (2020年3月8日 13時) (レス) id: bac69d1b88 (このIDを非表示/違反報告)
八重桜(プロフ) - そらるなさん» コメントありがとうございます！楽しんで貰えたようで嬉しいです！これからも更新頑張っていきます！ (2020年2月22日 5時) (レス) id: 62b3e739f9 (このIDを非表示/違反報告)
八重桜(プロフ) - over the rainさん» いつもコメントありがとうございます！無事に更新できました(汗)これからもよろしくお願いしますm(_ _)m (2020年2月22日 5時) (レス) id: 62b3e739f9 (このIDを非表示/違反報告)
そらるな - 最初から見ました！ すっごく面白かったです。 更新頑張ってください！ (2020年2月15日 18時) (レス) id: 4a84e506c1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：八重桜 | 作成日時：2019年9月23日 4時
