【6】うらたぬきside ページ13
ライブ開始、数分前。
ステージ裏。
今ここには、俺たちに浦島坂田船とバンドメンバー、そしてスタッフの人達が集まっている。
う｢え〜、あと少しでライブが始まります。ライブ成功のために皆さん頑張りましょう！よろしくお願いします！｣
俺が声をかけたあと、みんなで円陣を組む。
う｢いくぞーー！！｣
｢｢｢おぉぉぉぉーー！｣｣｣
掛け声のあと、先にステージにあがるバンドメンバー。
…慣れねぇな。緊張する。
大きく深呼吸をすると、それを見た坂田が俺の背中を叩く。
さ｢こういうのは、楽しんだ者勝ちやで。うらたさん！｣
し｢そうそう。間違っても皆でそれをカバーしたらええんやから。｣
セ｢ほら、いきましょ。リーダー！｣
俺に向けて笑いかける三人。
…やっぱり、最高だわ。こいつら。
俺は、ニヤリと笑みを浮かべる。
う｢あぁ！行くぞ、お前ら。今日も盛り上げていくぞ！｣
し/さ/セ｢おぅ！｣
crew｢｢｢きゃああああ！｣｣｣
俺らがステージに現れたと同時に上がる歓声。
掛け声を煽ると、それに合わせて声を出し、ペンラを振るcrew達。
先程の緊張が嘘のように一気に吹っ飛んでいった。
こっそりと視線を横にずらすと3人は思い思いにファンサをしていた。
crewに向かって指差しをするまーしぃ。その度に黄色い歓声が上がる。やべぇ。
満面の笑みを浮かべながら、飛び跳ねる坂田。同じように飛び跳ねはしないが、ペンライトを振るcrew。…これ、ファンサか？
センラは控えめに手を振る。嬉しそうに口元を抑えるcrewが見える。crewも控えめだなぁ。
観客席に視線を戻し、俺もcrewに向かって大きく手を振る。すると、それに合わせてペンラ振ってくれる。…可愛いかよ。
そのまま観客席を見渡すと、ある場所に視線が止まる。
…多分居るんだろうな、とは思っていたが。
真逆見つけてしまうとは。
俺の視線の先。
そこには、昨日会ったあの女の子がいた。
［6周年おめでとうございます！］→←【5】(9/17 修正)
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八重桜(プロフ) - 坂田家@ななみさん» 突然の告白ありがとうございます(笑)楽しんでいただけているようで嬉しいです。ぜひ充実した青春をお過ごしください(( 頑張って更新していきます！ (2019年9月22日 18時) (
レス) id: 62b3e739f9 (このIDを非表示/違反報告)
坂田家@ななみ - 好きです(((唐突 いつも楽しみにしています！ 私はまだ中学2年なので青春はこれからなのだｸﾞﾍﾍ(((殴 これからも頑張ってください! (2019年9月22日 12時) (レス) id: 2a6ac8898b (このIDを非表示/違反報告)
八重桜(プロフ) - もこ。さん» コメントありがとうございます！楽しんでいただけているようで、とても嬉しいです！自分もあまり青春らしいことを経験してこなかったので、せめてここでは…と思い、楽しんでいる夢主さんを書いてみました。ちゃんと完結できるように更新していきます！ (2019年9月19日 4時) (レス) id: 62b3e739f9 (このIDを非表示/違反報告)
もこ。 - 初めまして。自分は学生ではないのですが、ウキウキとしてしまいました。青春というものをしてこなかったので、最初からキュンキュンしてしまい、夢中になって虜になりました！これからどんな風に進むのかが楽しみで、唯一の癒しになりました。応援してます (2019年9月18日 19時) (レス) id: 180e559c34 (このIDを非表示/違反報告)
八重桜(プロフ) - りんさん» コメントありがとうございます。楽しんでいただけているようで何よりです！コールのご指摘もありがとうございます。後ほど修正いたします！ (2019年9月17日 18時) (レス) id: 62b3e739f9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：八重桜 | 作成日時：2019年9月4日 4時
