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9滴 ページ10

言い淀んで顔を逸らせば緑川さんから声がかかる

緑「初めまして、黒崎くん。
面倒なことに巻き込んでしまって…ごめんね」
『…また』
緑「またって言うのは?」

何に責任を感じて俺にその言葉をかけるのだろう

そう話せば

なんだそんなことか、と

安「僕らは公安警察だ。あそこにいるのは解体させるため、任務で潜入しているだけだ」
『公安、警察…そう、ならあの言葉も辻褄合うわけだ』

でも人は殺してるんだろうな…

コ「今度は僕が聞いてもいい?」
『ああ』
コ「Aお兄さんその組織のジンって人に凄く似てるんだけど兄弟とか親戚とかでは無い?」
『またそれか。俺はそれで巻き込まれた。
兄はいるが名前はジンではないし、記憶の限りでは親戚にもその名前はいないし会ったことなんて1度もない。見た目が似てるだけだ。本当にいい迷惑でしかねぇな』
安「そう全くの無関係。僕らで調べたけど血縁にジンらしき人間はいなかったんだよ
だから、他人の空似…ドッペルゲンガーと言っても信じてしまいそうなくらいにね」
『チッ』


嘘だ信じられないとばかりに口を開けてパクパクさせる憎らしくも愛らしい少年の名前は


江戸川コナン というらしい

あの組織に因縁があるとか何とか…



無性に腹立つので両頬を抓ると
コ「Aひゃんいはいよ…」
と嘘くさい涙を一緒に上目遣いをする
…ああ…わかってるね。使い方。

暫く少年の頬で遊んでいれば
コラ!と一喝されてしまったので俺は優しいから仕方なく手を離してあげた
コ「僕小学生だなんだよ!Aさん大人気ない!」

小学生ね…きっと嘘。こんな小学生居てたまるか
目に映る真実は本当と言っているけれど

『はぁ…大人気ないとか知らねぇ
どうせ本当のことを隠してるんだろ』
コ「何も隠してなんかないよ」

そういう割にはどこか焦ったように見えた
とは言わないであげる

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設定タグ:名探偵コナン , 黒の組織   
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檸檬100%(プロフ) - 東雲虚さん» コメントありがとうございます…!最近やっと多忙だったのが落ち着いてきたので書き溜めてたものを少しずつですがゆーっくり更新していこうかなと…思っていますので良かったら続き読んでいってください (12月30日 15時) (レス) id: b8fa4246dd (このIDを非表示/違反報告)
東雲虚 - ジンとそっくりな主人公、、、続きがとても気になります!更新頑張ってください!! (7月9日 18時) (レス) @page10 id: 272de617c9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:檸檬100% | 作成日時:2023年3月10日 14時

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