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3滴 ページ4

『…ん』

何処だここ…家では無いのは確かだ
寝かされていた布団は今まで触ったことないくらいふかふかで周りは高そうなものばかり

キョロキョロと部屋を物色していると
どこかで話し声が聞こえる
怒鳴ってる男の声と面倒くさそうな女の声

女は彼女だろう。もう1人は…銀髪の人?

見てみないとわからない…
部屋…勝手に出ても許されるよな
あんなのに巻き込まれたんだ
これくらい許してくれなきゃ割に合わない

いやもっと対価があっても良いくらいだ


ガチャ


静かに部屋の外に出てみるとここはどこかの一軒家で、声が聞こえていたのは下にある部屋からのようだった

静かに階段を降りて部屋の扉の横で盗み聞きをする


?「なんで一般人を巻き込んだんです?」
べ「いいじゃない別に。一般人巻き込むなんて今更よ…」
?「呆れた」
べ「それに殺してないだけいいじゃない」
?「……ベルモット」


内容的に銀髪の人ではないように思う残念だ
腹立つから殴ってやろうと思ってたのに


彼女はベルモットというのか

ジンとベルモットってお酒だよな
…洒落た名前付けてやがるな腹立つ

逃げ出すのは此処がどこか分からないから…やることないし部屋戻ろうか

そう思って階段を登ろうとした時

ギシッと階段の軋む音がした

ああ、やってしまった



カチャリ



べ「…こっちへいらっしゃいKitty」

扉を開けこちらに向け手招きをする彼女は逃げるなと言わんばかりの目線
銃をチラつかせるのは如何なものかと思う

『…はぁい』


中に入ると先程この人に説教してた人の姿が見える

わーお褐色のイケメンさん


『どうも?』
?「体は異常ないですか?」
『あ、ハイ。頬の傷だけです』
?「そこの人がすみませんね。一般人をこちら側に強制的に引き摺りこんで挙句怪我させてしまって。」
べ「何よバーボン。面倒臭い男は嫌われるわよ」
『はは、大丈夫ですよ。生きてたんでね』
べ「ほら本人がこう言うならいいじゃない」


…バーボンさんはなんで悲しそうで、怒っているような顔をするんだろうと疑問に思っていれば

名前を聞かれたので『黒崎』とだけ答える
下の名前も聞かれたがそこまで教える義理はないと言えば「それもそうだな」と返事が返ってくる

バ「ご飯は食べれそうですか?」
『はい。あ、1回口の中流したいすね倒れる前吐いてたんで。』
バ「洗面所に案内する」

4滴→←2滴 流血表現あり



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檸檬100%(プロフ) - 東雲虚さん» コメントありがとうございます…!最近やっと多忙だったのが落ち着いてきたので書き溜めてたものを少しずつですがゆーっくり更新していこうかなと…思っていますので良かったら続き読んでいってください (12月30日 15時) (レス) id: b8fa4246dd (このIDを非表示/違反報告)
東雲虚 - ジンとそっくりな主人公、、、続きがとても気になります!更新頑張ってください!! (7月9日 18時) (レス) @page10 id: 272de617c9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:檸檬100% | 作成日時:2023年3月10日 14時

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