21 ページ4
金属が互いに擦れ、簡単には壊せない錠であることをしゅーずは泣く泣く理解する。
「しゅーずはさ…私が好き？」
「…」
しゅーずは無言で首を横に降った。
「…好きなわけないじゃん
こんなに俺を興奮させてくれるなんて
ちゆを愛するしかないだろ？」
…その顔。
自信に溢れた顔。
ムカつく。
私の手でめちゃくちゃにしたくなる。
.・゜。･
「っはぁ…ん、んんん」
「…ちゆ、やっんぁ…」
私がぶっきらぼうに唇を離す。キスで上手く呂律が回らないときに、名前を呼ぶのは反則過ぎる。
「しゅーず、…まだ、キスする？」
さっきからずっと舌を絡め続けている。唾液がどちらのものとか、そんな概念はとっくに熱で溶けてしまった。
でも、それが快感。
心臓の荒い鼓動も、睫毛の擦れた音も、全てが本物の愛ではないことは私が一番わかっている。
でも、それが快感。
「…もっと、ちゆの舌、欲しい。。」
しゅーずは、欲しがりなんだから。
もうしゅーずは完全に私の懐に落ちている。その欲求不満を描いた瞳は本当に、愛くるしい。
でも、私には恋愛感情はいらないから。
「…いいよ、私はしゅーずのものだから」
とにかく今の私を、見て？
ラッキーアイテム
革ベルト
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 52人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ちゆ◎(プロフ) - 。たなかさん» ありがとうございます〜いや〜本当何で伸びないんだ(((すみません。私の実力不足です。…実はまだオチが確定してないんですよ笑。しゅーずさんオチ、わんちゃんありますよ！これからもよろしくお願いします (2020年1月27日 23時) (携帯から) (
レス) id: 3c60ed8354 (このIDを非表示/違反報告)
。たなか - すこすこのすこっとらんd((なんでこの作品のびないんですかねぇ……更新頻度もたかいのに…しゅーずさんおちd((あっはーん((無視していいですすみません (2020年1月27日 23時) (レス) id: 9e64178d6a (このIDを非表示/違反報告)
ちゆ◎(プロフ) - 七瀬さん» ありがとうございます！了解です！...次々とお話の構想が浮かんできてしまって脱線してしまうんですよね(長く続けると) どちらにせよ、頑張って走りぬきたいと思うのでよろしくお願いします！！ (2020年1月26日 4時) (レス) id: 1b102a1948 (このIDを非表示/違反報告)
七瀬(プロフ) - 続編おめでとうございます!私的にはsecondで終わりにしてもそのままthirdに行ってもどらにしても嬉しいのでどちらでも大丈夫です!まぁ、第一はちゆさんのご意見を尊重します。 (2020年1月25日 21時) (レス) id: d81e2e3f22 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ちゆ | 作成日時：2020年1月25日 20時
