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弍話 ページ4
「おはよう、大将と切国の旦那」
「おはようございますっ。あるじさん、やまんばぎりさん」
真っ先に挨拶してくれたのは薬研君と五虎ちゃん。他の子も、おはよーとか返事をしてくれた
笑顔で返しながらどっかりと定位置に座る。すると案の定
「全く、毎度毎度雅じゃないなぁ」
とか言いながら、袴の紐を結び直してくれたのは。うちの本丸二人目のまm(( 歌仙さんである
「いつもありがとう」
私が笑顔で言うと、歌仙さんは。照れ隠しなのかそつぽを向いて
「……早く食べるよ。冷めたお米は雅じゃないからね」
と、言った。素直じゃないなぁ、と私は思いながら
「頂きます。」
と、燭さんと歌仙さんの愛情たっぷりの、ほかほか御飯を食べるのだった
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作者名：百乃 | 作成日時：2017年6月15日 5時
