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淡い夢 ページ5
『グク…？ 』
ずっと忘れていた幼馴染のジョングクが
頭をよぎる
まさかそんなわけない
ヨングクとか
ソングクとか
まったく違う何かかもだし
気にするのはやめよ…
興味本位で入るもんじゃないなと思いながら
部屋を去ろうとたった
が
緊張が溶けた私の体には
いっきに痛みが戻ってきた
『 くっ…いった…！』
強くお腹を押さえつけ、たったばかりの足はフラフラとなり出るどころか1歩も動けなかった
薬貰っとけば良かった
変な汗まででてきはじめ
限界が来た私は
耳にイヤホンをさし大音量にしてベッドに倒れ込んだ
甘い声をシャットアウトした
お腹を抱え
蹲り
そのまま意識を失った＿＿＿＿＿＿＿＿
夢の中なのかな
唇に生暖かいなにかがあたる
柔らかい
甘い味と甘い匂い…
マシュマロみたい
夢の中まで甘いって…
今日は甘いづくしだな
そんなことを考えながら思い出したことがあった
前にも匂ったことある…
あ、、
…そりゃそーだよ、、、
だって、、
『 ぐ…くぅ…』
毎日一緒にいた唯一無二の匂いだもん
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作者名：チロル千代子 | 作成日時：2019年2月14日 1時
