1cmの距離 (ページ4)

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その日ってやつページ4

ある日のお昼頃

お腹がいたくなりうずくまっていると

わたしの家族とも言える朝美から声をかけられた

朝「大丈夫！？お腹？…どしよ…」

The日本人と言える黒上ロン毛に
色白肌の朝美

生まれは日本だけどお母さんがめちゃめちゃの韓国ファンで
小学生の頃に引っ越してきたそうな

いやそんなこと言ってる余裕ないわ…

『ごめん…実は女の子日がきちゃって… 』

朝「うわそれすごいキツイよね…とりあえず一緒保健室いこ！歩ける？」

『うんありがと～けどもぅ授業はじまるし1人で大丈夫！』

朝「…なら先生に伝えとくからゆっくり歩いて後で温まる飲み物持っていく！」

お腹を抑えながらゆさゆさと手を振って
私は教室を出た

『朝美はほんと優しいな大和撫子ってあぁいうことを言うのかな』

なんて少し大きな独り言を言いながら気がつくと
保健室の目の前に着いた

少し立て付けのわるいドアを開けようとしたら
中から女の子の悲鳴…いや、なんか違う

なにか違和感のある声が聞こえてきた

そっとドアに耳をやるもあまり聞こえず

先生と生徒が話してるんだろーと思って

そっとドアを開けた先生はいない…が
声はさっきよりはっきり聞こえる

世にいうこれは…喘ぎ声ってやつだろう

良くないのは分かってるわかってるけど

やっぱり、興味って出てきちゃうじゃん

焦りとドキドキと不安と好奇心をかかえたまま

そっともう1つの立て付けのわるいドアを開ける

そこには一つ一つに、カーテンが、されてるベッドが5台並んでいて

あの声がするのは
一番左側のベッドからだった

さすがにやばいと思い部屋を出ようとしたときに
ドアを押すと引くを間違え
立て付けの悪いドアは無駄に激しい自己主張をへやに響かせた

『…… 』

やばいどしよ

え、やばいよねだめだよね
どしよどしよどしよどしよどしよ

？「だれ」

私は咄嗟に一番近くのベッドに入ってゆっくり
きっちりカーテンをしめた、、、

10秒ほどの沈黙が続く

これほど長いと思う10秒は初めてで

バクバクなる心臓がこの部屋に響き渡ってないかが不安で仕方なかった

「ねーどっかいったんじゃない？…あっ！」

どこから出てるのか謎すぎる

甲高い甘い甘い声に

甘い甘い吐息

そして、また聞こえはじめた、甘ったるい喘ぎ声

「いきなり…はげしぃ…はぁっ
ねーだい…すきぃ

ぐぅく」