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『師範!師範は居ますか!』
合格通知を手に煉獄家へと走った
父も母も「とりあえず煉獄家に挨拶しておいで」と家族で喜ぶ前に私を家から追い出したのだ
いや、両親公認で応援される恋は嬉しいけど、私貴方達の娘だよ、お祝いしないの?
『……来るな、聞きたくない、帰れ、ここは煉獄家だ』
『やだなぁ師範!これで私が煉獄Aになる日も近づいちゃいましたよ!』
顔を背け続ける師範の視界に何度も合格通知を見せつける
煉獄くんはスポーツ推薦で一足先に受かってるので、煉獄くんの学生時代は私のものである、ザマミロ師範
『都賀!受かったのか!』
『あっ、煉獄くん!』
青筋を立てた師範に頭を殴られ部屋の外に投げ出された数秒後、煉獄くんがやって来た
誇らしげに合格通知を見せれば、凄いぞ、と頭を撫でられた
『れ、煉獄く、あたま……』
思わぬスキンシップに頭が真っ白になる、ちなみに顔は真っ赤である
一瞬手が止まったかと思えば、再び私の頭を撫でる煉獄くん
『……よもや、顔が赤いぞ?』
どうしたんだ、と薄く笑う煉獄くんは絶対に確信犯です現行犯逮捕お願いします
『れ、煉獄くんの馬鹿!』
そう言って逃げ出した私は、煉獄くんが謎に意識を失ったことを知らない
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me(プロフ) - ここまでノンストップで読んでしまいました・・・!とっっても面白いので応援しながら続編も待ってます!頑張って下さい! (2020年11月18日 10時) (レス) id: 47178bfabc (このIDを非表示/違反報告)
奏音☆色音(プロフ) - 教員編か、うん、この二人をまた見られるなんて、めっちゃ嬉しいです。そして母と父w (2020年2月15日 22時) (レス) id: 9c3c6c7419 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あだしの。 | 作成日時:2020年1月6日 8時