ひたすら好感度を下げてみる。【HQ】

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「え？俺？俺、だってさ、Aの協力者だし。」
『あっ、そーだった……』
「だーかーら、Aの隣にいるの。ていうか、もっと冷たくしてもいーんじゃね？」

ライヴァル減らしたいしな！！！！

『なんか、これ以上冷たくしたら心が……』
「そんなんじゃ、もっと好かれるだけだよ？」

主に俺に！！！

「だから、やるなら徹底的に、ね？」
『うぅ……分かりました。まぁ、告白とか面倒ですし……』

……あれ？
これ、俺が告白すんのも無理じゃ……？

「いや、落とせばいい！大丈夫だ！！！頑張れ俺！！」
『何言ってんすか？バレーっすか？ブロックの？』
「そ、そうそう。」

あぶねぇ…………

『……あー、クロさん。あの、私の理想の彼氏像って、ゲーム強くてパラメータめっちゃバランス良くて、メタル系の魔物速攻で倒せて、経験値一緒にガッポリ稼げて、お金も貯めてて……って感じなんですけど。感想どうですか？』
「まじか」

いや、それ以外ないだろ。
は？え、条件厳しすぎねぇ？
俺対象外じゃねぇか。
つーか、理想像が研磨に当てはまっちゃってて困る。

『よしっ！今度から、こう言っとけば大丈夫ですよね！よかったぁ。』
「嘘かよ！！！！！……本当の理想像は？」

然り気無く自分に有益な情報を聞き出す俺さっすがぁ。

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