坂道グループの妹になろう 第２章

勉強なんて知らない[影山さん]ユー様リクエスト ページ4

影山side

最近、勉強ばっかで頭がパンクしそう

日向坂に改名したことも、まだ頭が追い付いていない

私は、活動休止してるけどひらがなへの、熱情は変わってない

3期生の、ひなのちゃんも入ってきて、日向坂もメキメキ力をつけてる

妹のAも、2期生で加入して菜緒ちゃんと同い年

落ち着いてて、頭が良くて"熱血！’ってタイプじゃないけどなにごとにも全力

そんなAが、私は大好き

少し休憩をして、勉強を再開しようとすると、久美から着信


影[もしも〜し?何?どうした?]

久[Aが..!倒れちゃって...]


焦りが声から伝わる


影[えっ?!....今、レッスン室?]

久[うん。そうだけど...]

影[5分で行く。A、医務室に運んでおいて]


一息で言い、電話を切り、急いで家を出る

無理してたんだ。なんで、朝気づいてあげられなかったんだ

タクシーを捕まえて、運転手さんに急いでもらうように頼む

タクシーが止まり、階段をかけ上がる

レッスン室に、入ると久美が駆け寄ってきた

久美の後ろを覗くと、意識を取り戻したAがうずくまってた


久[意識は取り戻したんだけと、休みな?って言っても大丈夫の一点張りで...]

影[医務室は?]

久[いいですって、断ってて...]


バカだなぁって思い、ため息がこぼれる


Aside

やってしまった。だるくて、熱っぽい体にムチ打ってレッスンを受けてたら

足がもつれて、震えて立てなくて、前が真っ白になって意識が途絶えちゃって

意識を失ってから、すぐに取り戻したけど体は熱くて足も震えてる

久美さんが、医務室までおぶってくれる、と言ってくれたけど申し訳ないので断ると

レッスン室のドアが開いて、見るとお姉ちゃんがいて

久美さんと話してる時に、ため息をついてた

ボクに向かって歩いてくる。怒られるのかな

お姉ちゃんは、しゃがんでボクの頬っぺたをつまむ


影[バカ]

[ごめんなさい...]

影[心配したんだから...。体は?もう大丈夫?]

[...まだちょっとだるい...]

影[歩ける?]

[..ちょっとキツいかも]

久[下までおぶってくよ。影じゃ背負えないでしょ。A、背高いし]

影[お願い]

[すみません...]


結局、久美さんに下までおぶってもらった

そのあと、家に帰ったらお姉ちゃんに怒られた

でも、それは愛のある叱り方だった

まぁ、それからお姉ちゃんは今まで以上に過保護になっちゃったけど

end...


ユー様、リクエストありがとうございました!

ご期待に沿えていれば幸いです。

甘えん坊すぎるくらいがちょうど良い[与田さん](西野さん&白石さん&飛鳥さん)→←タバコ[白石さん]

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