乃木坂46の妹になろう

愛してほしい[白石さん] ページ48

これは僕の実際の体験談です
シリアスです。苦手な方は閲覧を控えてください
　


白石side
私には妹がいます。....ってこの小説は始まるんだろうけど
私に妹はいない。いや、正確に言うと[いた]
過去形だ
ちょっと昔話をしようかな
私の家族構成は、父一人、母一人、弟一人、妹一人と私
ごく一般的な家庭だ
でも、妹が小学校に上がる頃に両親は離婚し、母は家を出ていった
父は妹を毛嫌いし、私ばかり気にかけた
三人でいるときは会話はなく、妹がいなくなったら父は私と話し出す
妹が父に話しかけると、無視する
妹の優樹は末っ子。私の弟は優樹の兄ってことになる
弟の....まぁ借りにEとしておこう
Eも優樹のことが嫌いで、小さい頃から優樹を虐めてた
肉体的にも精神的にも...
私は見て見ぬふりをしてた
でも優樹は耐えた。優樹はとあるコミュニケーション障害を患っている
だから学校でバカにされて、虐められてきた
学校のからかい、虐め。それに加え家族からの無視と言う名の精神的虐待
優樹はやつれ、痩せこけていった
優樹は死んだ.....はずだ
家族は[死んだ]と言っていた
でも、私は優樹の遺体を見てないし、お葬式もお通夜もしてない
優樹の死は不可解なところが多い
私は優樹は死んでないと思う。でも、優樹は実家にはいないし
第一優樹に身寄りはない
身寄りがないのは優樹が愛されていないから
優樹はなぜか親戚にもいい顔されない
お盆に親戚みんな集まっても、優樹は疎外され家の近くの神社で一人ぽつんと遊んでるのは知ってる
だから優樹は人一倍愛に飢えている
優樹は、隠しているけどアダルトチルドレンだということは知ってる
私が優樹を愛してあげれば優樹はアダルトチルドレンにはならずに済んだのかな
私が優樹を気にかけていれば優樹は変わらずに済んだのかな
なーんて自己嫌悪に陥る
もし、優樹が辛いって私に言ってくれたら優樹はどれだけ生きるのが楽になるだろう
人間は、自己チューの奴らが多い
なのに優樹は自分のことは二の次。そんな奴らより優樹の方が生きるのに苦労してる
人生に苦労はつきものだけど、優樹はその苦労を13歳で嫌と言うほど経験してる





誰か優樹を助けてくれる人はいませんか?


end...

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