【ONEPIECE】ギフトアイランド

ギフト36　No war ページ37

10周年記念の1週間前

現在ギフトアイランドは一時的に閉鎖しており、従業員が会場設営をしたり、店頭に並べるギフトを選定していた

Aはと言うと、頭の箱にハチマキを巻いてメガホンで従業員に指示を出していた
その姿はさながら映画監督とでも言おうか




『その旗はアーチの両端に立ててくださーい！！あﾞーッ！！危ないですよそこーッ！！！ちゃんと頭上を確認してくださーいッ！！！』




ひぃひぃ言いながら従業員に指示を出すA
見るものが多すぎてなかなか大変だが、みんなが優秀なおかげで準備は順調に進んでいた

そこに、ひとりのわんこが駆けつけてくる




「ばぅっ！！」


『おや？どうしましたか？』




わんこはAに1枚の紙を渡す




『＿＿＿なんだと？』




紙を見た途端、Aの顔が曇り、声のトーンが落ちる




『…………ォィラ！！』


「はいはい！なにハコさん？」


『わたくしは一旦現場を離れますので、現場の指示お願いしますね！！』


「えﾞ！ぉぃらが！？ゎ、ゎかったょ！！任せて！！」




何かがあったのか、Aは店員のォィラに指示を頼んで、わんこ5人と執務室へ向かった

そして即座にある場所へとでんでん虫をかける




プルプルプル…
プルプル…
ガッチャ




「「＿＿＿？？」」


『えぇ、わたくしです。そちらが公表されたことに関して、少し』


「「＿＿＿」」




電話の相手は貫禄のある男の声
Aとは、実質主従関係にあたるが




「「＿＿＿、＿＿」」


『もう決めたこと？いえいえ、困るんですよね。本部とギフトアイランドが近いことはあなた様もご存知でしょう。この短い距離でそう簡単に＿＿＿













.












.












"戦争"を始められちゃあ、わたくしも困るんですよね』


「「＿＿＿」」




戦争

それは、Aたちにとっては大変迷惑な話だった
そして何より




『1週間後、わたくし共はギフトショップ開店10周年でして、こちらに被害があったら大変どころの話じゃありません。お客様もたくさん来ますし、何より常連の海兵様からもお祝いと注文の手紙がたくさん入っております』




＿＿＿困るんですよね。本当。お客様のギフトを奪われちゃ

そう言って、今すぐ"公開処刑"を取り消すように命令する







ポートガス・D・エースの、公開処刑を＿＿＿

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