ギフト34 馬鹿おぢ！！！ ページ35
「何をした！！」
テゾーロの視界が暗転し、足元に2つ、青い宝石が転がる
しかし、そんなテゾーロに返事を返してやれるほど、Aも余裕などはなかった
自分の野望のためなら、例え大恩人だろうとも、怒りを顕にせざるを得なかった
胸ぐらを掴んで、怒鳴らざるを得なかった
『わたくしは！！ギフト一族の末裔だ！！！！たとえこの身が滅ぼうとも、
そう言ってAは、テゾーロの耳をピアスに、指を葉巻に、内臓をジャムに、全身をギフトに変えてゆく
恩人を本気で殺してでも、自分の夢の邪魔をされたくないようだ
本気の目でテゾーロをギフトに変えていくAに対して、テゾーロは何が面白いのか
「ハッ…ハッハッ……ハッハッハッハッ！！」
と、愉快そうに笑った
『何がおかしい！！』
「いいや…安心したよ、A」
そう言って、テゾーロはAの頭を撫でる
指のない手のひらだけで
「驚かせて悪かった、今日はAを試しに来たんだ。私の予想通り、野望に満ち溢れているようで良かった」
『なんだと…？？』
Aは警戒を怠らず、ギフトにしたテゾーロの体を丁寧に治してゆく
「ようやく目の前が見えるようになった。＿＿おや、泣かせるつもりはなかったんだが」
やっと見えたテゾーロに視界には、ボロボロに涙を流してテゾーロを見上げているAが
『このッ、こンのッ…！！！！！おじ様の馬鹿！！！！！本気で殺すところでしたよ！！！！！このダァホ！！！！！』
Aはテゾーロの腹をポカポカと叩いて、馬鹿！！と叫んでいる
どうやら、本気で殺すつもりだったとはいえ大恩人を殺すのは相当怖かったようだ
「試して悪かった。私の用はそれだけだ。邪魔をしたな」
『あﾞやばるなﾞらﾞ！！ギフトのひどづでもﾞっ、買っでがらがえﾞっでぐだざいﾞ！！！』
「ハッハッハッ！！！そうだな、少し見て回ろうか。ギフトの説明をしてくれるかな？オーナー」
『ｳﾞｪｩｯｳﾞｪｩｯ…もぢろﾞんﾞでずッ』
やっと緊張が解けたAは、箱を被って泣きじゃくりながらテゾーロにギフトを紹介した
そして、その日の売上は数百億にも及んだとか＿＿＿＿＿
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いふふぁん(プロフ) - こちらの小説を1度読んだ事があり、とても面白く心に残っておりました。それから約1年経ち、必死に探してやっと見つかりました…！！ハコさんの性格と小説自体の設定が本当に魅力的で惹き込まれました…！完結となっておりますが、是非とも続きが読みたいです…！ (1月9日 7時) (
レス) @page39 id: d3a9a324f0 (このIDを非表示/違反報告)
F - こういう雰囲気の主大好きです!続き楽しみにしてます‼️ (2022年11月27日 1時) (レス) @page39 id: 19cc797338 (このIDを非表示/違反報告)
ぺろ(プロフ) - 掌握ピエロちゃんのラストで泣いてから他の作品も４時間ぶっ通しで見させてもらってます！汗主さんのキャラとか世界観めちゃくちゃ好きです！ (2022年10月18日 17時) (レス) @page1 id: 2403205b0f (このIDを非表示/違反報告)
ぶるぅ(プロフ) - カミちゃん様からonepiece小説入りました……すごく好きです！ずっと気長に待ってます！ (2022年10月12日 7時) (レス) id: 750ae9344c (このIDを非表示/違反報告)
カミちゃん(プロフ) - 防弾チョッキ（初心者）さん» とりあえず完結にしましたけど作者の中でも終わってないです‼️‼️書けてないだけです‼️‼️(白目)気長に待っていただけると嬉しいでずーーー😭😭 (2022年8月23日 1時) (レス) id: 4e90030f17 (このIDを非表示/違反報告)
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