ギフト32 再開 ページ33
『きゃー！！おじ様〜！！！』
「随分成長したな、10年前は、私の膝までしかなかったというのに」
Aは嬉しくて、頭の箱をとってテゾーロに抱きつく
Aの大恩人で、世界で唯一"血の繋がった"家族
とは言っても、Aとはかなり遠い親戚に値するが
2人の出会いは、当時6歳で奴 隷だったAをテゾーロがなけなしの金で買ったところから始まる
わんこ達も、その時に買った男たちで、Aにとっては命も、家族も、ギフトショップも、全てにおいて世話になった大恩人である
そんなテゾーロが、Aが8歳でギフトアイランドのオーナーになってから10年振りに逢いに来てくれたのだ
もちろん、10年間Aがテゾーロを忘れたことなど1度もない
『おじ様どうなされましたか？よく手紙はくれますけれど、あなた様が直々にここへ来て下さるなんて、わたくしもう嬉しくて嬉しくて…』
「少し、Aと話したいことがあったんでな」
『わたくしも、手紙では書ききれないほど沢山話したいことがあります！！』
2人で向かい合い、わんこも嬉しそうにしながら、それぞれ10年間のことを話す
Aも仕事やクロコダイルのことなどとうに忘れており、日が落ちるのは早かった
『どうです？わたくしも結構有名になったのではないでしょうか！まだおじ様ほどの権力はありませんけれど』
「ギフト族と言うだけでAには私には到底追いつかない地位と権力がある。だからここは世界政府の守りがあるのだろう？」
『嫌ですねおじ様。ちゃんとわたくしの努力の末でもありますよ！地位にばかり頼ってるわけじゃありませんから！』
すこしプスッとしながら反論するA
そんなAの姿が愛おしいのか、テゾーロは愉快そうに星のピアスを揺らして笑った
「Aの努力は充分わかった。＿＿＿ここらで、私の話したかった本題に入ろうか」
『！本題でしょうか』
テゾーロが真剣な表情に変わるので、同様にAも気を引きしめる
「なぁに、簡単な話だ。このギフトアイランドを＿＿＿
.
.
私が買い取りたい。ただそれだけだ」
『なに…？？』
部屋の温度が、一瞬にして下がった
(シリアス2話ほど続きます)
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いふふぁん(プロフ) - こちらの小説を1度読んだ事があり、とても面白く心に残っておりました。それから約1年経ち、必死に探してやっと見つかりました…！！ハコさんの性格と小説自体の設定が本当に魅力的で惹き込まれました…！完結となっておりますが、是非とも続きが読みたいです…！ (1月9日 7時) (
レス) @page39 id: d3a9a324f0 (このIDを非表示/違反報告)
F - こういう雰囲気の主大好きです!続き楽しみにしてます‼️ (2022年11月27日 1時) (レス) @page39 id: 19cc797338 (このIDを非表示/違反報告)
ぺろ(プロフ) - 掌握ピエロちゃんのラストで泣いてから他の作品も４時間ぶっ通しで見させてもらってます！汗主さんのキャラとか世界観めちゃくちゃ好きです！ (2022年10月18日 17時) (レス) @page1 id: 2403205b0f (このIDを非表示/違反報告)
ぶるぅ(プロフ) - カミちゃん様からonepiece小説入りました……すごく好きです！ずっと気長に待ってます！ (2022年10月12日 7時) (レス) id: 750ae9344c (このIDを非表示/違反報告)
カミちゃん(プロフ) - 防弾チョッキ（初心者）さん» とりあえず完結にしましたけど作者の中でも終わってないです‼️‼️書けてないだけです‼️‼️(白目)気長に待っていただけると嬉しいでずーーー😭😭 (2022年8月23日 1時) (レス) id: 4e90030f17 (このIDを非表示/違反報告)
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