ギフト9 怒りに触れる ページ10
出張ギフトショップinマリージョアが開店してからはや5時間
さすがは天下の世界貴族様と言うべきか、既に売上は25億を超えている
「なんて素敵な鱗アマス！これは何の鱗アマスか？」
『はい、ご説明させていただきます。そちらはかつての人魚姫が纏っていた数千年前の鱗にございます。こちらの鱗は＿＿＿＿＿』
「買うアマス！いくらアマスか」
『お買い上げ誠にありがとうございます』
こういう時は、やはりいつもより引き目の態度で接するA
Aの接客効果もあり、店は大繁盛
一人一人接客しているため回転スピードは遅いが、天竜人同士で無駄な争いはしないのか、みんな割と大人しい
「ダンボール！こっちに来るえ！」
『はっ、ただいま』
一人の接客が終わり次第、次の客の方へと向かう
その間ほかの海兵は、無くなった商品の品出しなどをしていた
＿＿＿ところが
ドォン！
『！』
「今、こいつがわちきの服を踏んだえ！！」
一人の海兵が、天竜人の怒りに触れた
「ムカついたえ！奴 隷にするえ！」
「ひぃ！い、嫌だ！誰か！！」
クザンは今はAの素性を調べるため資料室にこもっており、今この場にいるもので責任の取れる階級の海兵は誰一人としていない
しかし、そんな中でも唯一冷静なAは、静かに天竜人の前へと行き、一人で天竜人の対応を始めた
『彼がしてしまった失態はわたくしが代わりに請け負わせていただきます』
「！！」
「なんだえ、お前が代わりになるのかえ」
『はい。まずは、お詫びに、本日ご用意した中でもっとも高価なギフトを贈呈させていただきたいのですが、こちらのVIPルームまでお越しいただけないでしょうか』
そう言って、Aは片膝をついて頭を下げる
「ふん、見るだけ見てやるえ」
『ありがとうございます、それではご案内致します』
Aは天竜人をVIPルームまで連れて行き扉を閉める
それと同時刻に、銃の音を聞きつけたクザンが、部屋から出てくる
「どうした、怪我は」
「み、右肩だけ……あ、あのっ、おれ、が、お客様の服を、ふ、踏んでしまい、代わりに、ハ、ハコさんが＿＿＿」
「！何…？？」
クザンが急ぎVIPルームへと向かう
扉を開けて、Aの安否を確認する
＿＿＿すると
『あぁ！クザン様、どうなされましたか？』
部屋にはA以外誰もおらず、そこには人ひとりが詰められそうな大きな箱がひとつあるだけだった
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いふふぁん(プロフ) - こちらの小説を1度読んだ事があり、とても面白く心に残っておりました。それから約1年経ち、必死に探してやっと見つかりました…！！ハコさんの性格と小説自体の設定が本当に魅力的で惹き込まれました…！完結となっておりますが、是非とも続きが読みたいです…！ (1月9日 7時) (
レス) @page39 id: d3a9a324f0 (このIDを非表示/違反報告)
F - こういう雰囲気の主大好きです!続き楽しみにしてます‼️ (2022年11月27日 1時) (レス) @page39 id: 19cc797338 (このIDを非表示/違反報告)
ぺろ(プロフ) - 掌握ピエロちゃんのラストで泣いてから他の作品も４時間ぶっ通しで見させてもらってます！汗主さんのキャラとか世界観めちゃくちゃ好きです！ (2022年10月18日 17時) (レス) @page1 id: 2403205b0f (このIDを非表示/違反報告)
ぶるぅ(プロフ) - カミちゃん様からonepiece小説入りました……すごく好きです！ずっと気長に待ってます！ (2022年10月12日 7時) (レス) id: 750ae9344c (このIDを非表示/違反報告)
カミちゃん(プロフ) - 防弾チョッキ（初心者）さん» とりあえず完結にしましたけど作者の中でも終わってないです‼️‼️書けてないだけです‼️‼️(白目)気長に待っていただけると嬉しいでずーーー😭😭 (2022年8月23日 1時) (レス) id: 4e90030f17 (このIDを非表示/違反報告)
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