ギフト18 紅鶴の襲来 ページ19
____ある日、Aの元に、初めての客がくる
『いらっしゃいませ!本日は_____!!』
「フフフフフッ……鰐野郎が気に入ってる店らしいじゃねェか…」
『あ、あなた様は!』
Aが見上げた先には、不敵な笑みを浮かべている王下七武海の天夜叉、ドンキホーテ・ドフラミンゴ
Aはいつも通りの接客をしながらも、いつもより警戒心を高める
大恩人の言っていた、危険人物が来た、と
『ドフラミンゴ様!あなた様のことはよく存じ上げております。ギフトアイランドへようこそ!わたくしはオーナーのギフト・Aと申します。さて、本日は何をお求めでしょうか?』
ドフラミンゴは店内を軽く見渡して、最後にAに目を止める
初めての相手に、Aもゴクリと汗をかく
「フフフッ…そうだなァ___なら
.
ロブスターでも貰おうか」
『………へ?ろ、ロブスター』
予想外の注文に、Aは驚く
「なんだァ、置いてねェのかァ?」
『いいえまさか!おいくつでしょうか』
「とりあえずひとつでいい」
『承知致しました、少々お待ちください!』
すぐさま食べ物のギフトを保管している倉庫へと走り、特大サイズのロブスターを持ってくる
「鰐野郎の言っていた通りだ、質はいい」
『ははーっ、ありがたきおこと』
「だが___」
ドフラミンゴはAの頭の箱を掴み、まるでこちらを見透かすように話す
「___こんなガキがオーナーとはなァ」
『!』
嫌な汗が、背中を流れるのを感じる
やはり、こいつは危ない___
『…えぇ、確かに!わたくしはあなた様から見ればまだ半人前以下のガキでしょうが、これでも長年ギフトアイランドのオーナーですから!えぇ、それこそあなたを___』
___店前に並べてお売りすることも、可能ですよ
「!」
ドフラミンゴを威圧し返す
安心は出来ないが、ドフラミンゴはここが政府と直轄で繋がっている限り手は出せない
例えそうでなくても、手は出させない
「…フフ…フッフッフッフッフッ!!面白い」
ドフラミンゴの指先が動いた瞬間
『ッ』
ツー……
Aの頬を、血が伝った
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いふふぁん(プロフ) - こちらの小説を1度読んだ事があり、とても面白く心に残っておりました。それから約1年経ち、必死に探してやっと見つかりました…!!ハコさんの性格と小説自体の設定が本当に魅力的で惹き込まれました…!完結となっておりますが、是非とも続きが読みたいです…! (1月9日 7時) (レス) @page39 id: d3a9a324f0 (このIDを非表示/違反報告)
F - こういう雰囲気の主大好きです!続き楽しみにしてます‼️ (2022年11月27日 1時) (レス) @page39 id: 19cc797338 (このIDを非表示/違反報告)
ぺろ(プロフ) - 掌握ピエロちゃんのラストで泣いてから他の作品も4時間ぶっ通しで見させてもらってます!汗主さんのキャラとか世界観めちゃくちゃ好きです! (2022年10月18日 17時) (レス) @page1 id: 2403205b0f (このIDを非表示/違反報告)
ぶるぅ(プロフ) - カミちゃん様からonepiece小説入りました……すごく好きです!ずっと気長に待ってます! (2022年10月12日 7時) (レス) id: 750ae9344c (このIDを非表示/違反報告)
カミちゃん(プロフ) - 防弾チョッキ(初心者)さん» とりあえず完結にしましたけど作者の中でも終わってないです‼️‼️書けてないだけです‼️‼️(白目)気長に待っていただけると嬉しいでずーーー😭😭 (2022年8月23日 1時) (レス) id: 4e90030f17 (このIDを非表示/違反報告)
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