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#8 ページ9
silkside
ぎゅうっと抱き締め返す。
「もと、きは…悪くないよぉ…！ごめんね、ごめんねえ…！こんなリーダーでぇ…」
マサイは、何も言わずに俺の頭を撫でてくれた。
それが優しくて、更にモトキの肩を濡らした。
「だいぶ落ち着いた？ほら、水」
マサイが俺に水を差し出す。
ありがと、と言って受け取り、これからのことを話す。
「これからさ、まず視聴者さんにこの事を言う。いきなり死にましたなんて言われたら視聴者さんビックリするでしょ？だから報告して、そのあとは死ぬまで動画投稿し続けるよ」
そういい笑う。
モトキは頷いて、俺の頭を撫でてくれた。
「…俺らがいるからね」
また涙が出てきそうだった。
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作者名：さいころ | 作成日時：2019年9月18日 0時
