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出て行った直後

中井side






尚輝があんなこと言うなんて信じられんけど…
さすがに酷いなとは思ったな

まぁ、まずは勇人さんを落ち着かせないと







6「大介、ロッカー戻らせろや」




うぅ…





61「ダメっすよ…

一回ゆっくり深呼吸してください、そしたら落ち着きますから」





そう言ったら、とりあえずは深呼吸してくれた







6「…すまん、大介」




61「いえ、大丈夫っす

…話聞きますよ」







6「…


俺はAにあんなこと言った尚輝が許せんのや!」



やっぱり特別な存在なんやなぁ、勇人さんにとってAは


俺もそれはおんなじだけど





6「せやけどな…?
俺は分かっとるねん。あいつがなんであんなこと言ったのか…」


61「え…?」



6「あいつは多分、いつも一緒におったAと気まずくなった上に、俺と付き合ったって知ったからどうすればええのかわからなくなったと思うんや…」




61「…!
たしかにそんなような節はありましたね」




6「せやろ…?

尚輝はAのことを思い過ぎてこうなってまったんやないかな…

二人共お互いを思いあっとるがためにこんなことになったんやろな」




61「それって…

勇人さんはそれでもいいと?」




6「せや…

それでも俺はAが苦しんでるのを見たなかった…
俺を見て楽になればええなって思ったんや」




61「そう…だったんですか…

勇人さんカッコよすぎっすよ…w」




6「ははっ、ありがとうな」





勇人さんのAを想う気持ちは本当に深いものや
自分だって辛いのにすごいな








二人で並んで座ってたら阿部さんが来てくれた






6「阿部さん…」



10「落ち着いたか。ありがとうな、大介」



61「いえ、来てくださってありがとうございます」




10「勇人、成長したな」


6「え?」


10「一人を想い続けて、そいつのために感情を出すなんてなかったじゃないか。
それは凄くかっこいいことだと思うぞ」





やっぱり阿部さんも思うんだな




6「ありがとうございます」



61「ほら、勇人さん言ったでしょ?」



6「せやなw」






10「よし、今日はこの三人で飯でも行くか!」



61「え、俺もいいんすか?」



10「当たり前だろう?w」



61「ありがとうございます…」



10「勇人、ふっ切れろよ、引きずるな」




6「はい!」




勇人さんの想いが報われるとええな

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KsL - ありがとうございます!そう言っていただけて嬉しいです!私も拝見させていただいております!とても面白いので頑張ってください! (2018年6月22日 21時) (レス) id: 2159f910bd (このIDを非表示/違反報告)
はるりんご(プロフ) - とても面白いです!!色々と参考になります笑笑 (2018年6月22日 6時) (レス) id: b72c215b2f (このIDを非表示/違反報告)
KsL - ほんとですか!私もまだまだ喋り方がよくわかっていないんで何かあったら教えてください! (2018年6月17日 22時) (レス) id: 2159f910bd (このIDを非表示/違反報告)
anony(プロフ) - こんにちは!私も今吉川選手の小説を書いているので話し方とか参考になります。 (2018年6月17日 18時) (レス) id: c627713d52 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:KsL | 作成日時:2018年6月16日 20時

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