君の夢を叶えさせてください

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主人公side







あの可愛い発言事件(勝手に命名)以来、
尚輝と私はお互い避けあってて…
尚輝メインの仕事だし、練習につくことが多い

キャンプも終わるし、前みたいに戻りたいなって思うんだけど…









「…はい、OK じゃ、次行こう」






0「…ん、わかった」






…ずっとこんな感じである

私としても少々というか大分辛い…

ずっとこのままだったら尚輝の夢を叶えるなんて、できなくなっちゃう…

泣きたくなってきた…
もう無理…







「尚輝、私次のとこあるから行くね…」








0「ん、どうぞ」








そのまままま飛び出したけど…


「うぇ…っくッ……ぐずッ」


泣いちゃったよ…もう…涙止まんない…ッ









？「何泣いとんの」









なんであなたがそこにいるの…！？









「……！？…は、勇人さん…？」




6「…尚輝のことやろ、Aが泣いとる理由」


「なっ…なんでっ…わかったんですか…？」



6「Aのことなら大体わかるで…

辛いことあんま溜め込まんでくれ…心配になるやんか…」…ギュ



「え…！？、勇人さん？」



6「ええからこうされとけ

今は泣けや、俺がなんでも受け止めたる」




ああ…
尚輝にも言われたなぁ…この言葉
私の心を掴む言葉だ…


「ぐずッ……勇っ…人さっ…ん…」








________________________
坂本side

好きな奴がないとったらほっとかれへんわ

それに…尚輝、物陰から見とるのわかっとるで

お前が泣かせるんやったら…


6「A」






「…っはい？」





6「今はズルいかもしれへんけど、前言わんかったこと言うな？」






絶対、俺はAを笑顔にさせたる____






6「お願いやから、辛そうな顔せんと、


俺の隣で笑っといてくれや…っ」









「…え？勇人さん…？」





6「意味わかるやろ。俺と付き合って欲しいねん
お前の好きなやつは知っとるで。
かわりでええ。だから付き合って欲しい…」









ここからなら尚輝に会話は聞こえん…




「…それって勇人さんはいいんですか。
私最低なことしちゃってるのに…」



6「俺はええねん、お前が笑っててくれんなら」

これは本当のことや






「私、勇人さんのこと好きになりそうです。
ひどいかもしれませんが、よろしくお願いします…」







そう言ってAが俺のまわしてくれた

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