今日:4 hit、昨日:4 hit、合計:103,871 hit
小｜中｜大
44 ページ4
乗った新幹線は、
グリーン車だった。
新幹線のグリーン車なんて、
はじめて乗った。
「なんか、ありがとうございます」
「ええって」
グリーン車のお金は、
坂本さんにおごってもらった。
坂本さんの分は、
球団から支給されてるらしい。
坂本さんの隣に座って、
少し緊張した。
「あ、俺明日から
試合出れるから」
「え？」
急に言い出した
坂本さんに驚いて、
言葉を理解するのに少し時間がかかる。
「俺一軍の登録抹消されてないから
明日から普通に合流するから」
「怪我は、どうですか？」
「別に、大丈夫かな。
メモせんで、大丈夫か？」
坂本さんは、
私に覗きこむように聞いた。
「貴重な俺の取材やぞ(笑)」
「自分で言います？(笑)」
そう言いつつ、
私は鞄から手帳を取り出し
坂本さんの取材をした。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 260人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「プロ野球」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：みかん | 作成日時：2018年5月23日 2時
