Jean and napoleon ページ14
ボクは目の前の光景に唖然としていた。ガラスで出来た窓のボックス席の向かい側にジャン・レミーがいたのだ。何故？
「…ボナパルト？ベーグルサンド、食べないの？」
「……え、あ…食べる…」
食べることを勧められてそれを咀嚼する。ハムエッグだ…安っぽいレタスと卵の味が口内を支配した。……旨い
窓の外をよく見ると白飛びで、輪郭が分からない。辛うじてコンクリートの灰色は見える
気のせいか自分の視界も白いボヤがあって見えづらい。人の流れがゆっくりで、ボクとジャンのみが普通の速さだった
次は感触と嗅覚を頼る。角張っていない赤のテーブル、ブロックチェックの床、ベーグルの焼いた匂い…覚えてる。ジャンとよく来たフード店だ。でも何でだ…
「あ、卵の欠片付いてるよ。取ってあげるね」
「……」
「…ボナパルト？なんか変だよ。嫌だった？」
「……ッ、う…」
「え、ぇ…泣いてるっ…！？ボ、ボナパルト！そんなに嫌だった？！」
「違う…ッ、違うもんかっ…バカめ…オマエが弱いからっ…オマエが……」
「ボナパルト…」
「う゛っ…ｽﾞﾋﾞ、う゛う゛う゛う〜〜〜っ…」
「よしよし…なんかあった？」
「……とぼけるな…しらばっくれるな…なんでっ、なんでボクに言わなかった…大学を出た後でも連絡ぐらいは、相談くらいは出来ただろ…友達だったろ……」
いつの間にか手に握られていた齧りかけのベーグルサンドは消えていて、人の喧騒も気付いたら消えていた。同時にボクも気付いていた。これは夢だって。
「―――ごめんね、ボナパルト…あの後、数ヶ月したくらいにイジメが再発しちゃってさ…連絡取ろうとカードフォンに何度も電話したけど繋がらなかった――理由、分かったりしてる？」
「………ぁ……日本、行ってた…目標だった、日本の高校へ通いに、まずは日本の中学ってことで…そこから日本に住んでて…」
「やっぱりだ。僕に言ってたもんね、"教育水準が比較的高い日本ならボクは更に高みを目指せる"って」
「………ごめん…」
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夜宵ノ良(プロフ) - TENNさん» あ"ぁ"……ありがとうございますっ…！甘利くんの胃痛が凄そう…デート上手くいくといいね…！誠にありがとうございます！ (2023年4月16日 20時) (
レス) id: 271a44bab7 (このIDを非表示/違反報告)
TENN - 夜宵ノ良さん» 此方のCSにてナポレオン君を使用させて頂きました。御時間有る際に御確認を御願い致します。【https://uranai.nosv.org/u.php/novel/traa/】 (2023年4月16日 19時) (レス) id: 4a30a350af (このIDを非表示/違反報告)
TENN - 夜宵ノ良さん» 此方も記載させて頂きます。有り難う御座いました。 (2023年4月15日 17時) (レス) id: 4719593f7c (このIDを非表示/違反報告)
夜宵ノ良(プロフ) - TENNさん» いえ、特になにも言うことはありません！関係組みのお誘い、誠にありがとうございました！記載させていただきますね (2023年4月15日 17時) (レス) id: 271a44bab7 (このIDを非表示/違反報告)
TENN - 夜宵ノ良さん» 大丈夫です。関係組の御承諾誠に有り難う御座いました。夜宵ノ良様からは他に何か有りますでしょうか？ (2023年4月15日 17時) (レス) id: 4719593f7c (このIDを非表示/違反報告)
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