１話 ページ3
みんなは前世というものを信じているだろうか
正直、私は今まで信じていなかった
でも……
「うふふ。可愛いわね〜」
そう言いながら、私の頬をつつく女性
この人が母親らしい
そして、私の口から出るのは
完全に赤子の声である
ここまで理解して、やっと生まれ変わりというのを実感した
「A〜、私がママよ。本当に可愛いわね〜」
まあ、悪くはないか
第２の人生では大切な人を悲しませないようにしよう
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そんな決意をしてから１５年
私ももう中学生
この世界の仕組みにもやっと慣れた
それに、私の"個性"が魔法と一緒で助かった
使い方も同じだし
「A〜、ちょっと来て〜！」
『わかった』
最近、お母さんと高校について話すことが増えた
なんでも、私に立派なヒーローになってほしいらしい
フィオーレ王国と違って、みんなが焦ってる気がする
仕方がないのかもしれないけど
『どうしたの？』
「ふふふ。Aは頭がいいし、個性も強いでしょ？
だったら、雄英を目指してもいいんじゃないかなって」
『……』
「あ、別に強制させるわけじゃないのよ？
私達はAの幸せが一番なの。
ヒーローじゃなくてもいい。ただ、Aが無理をせず
幸せになってほしいの。
でも、どうせなら高い目標の方がいいかなって」
私が無言なのを「不満」と受け取ったみたい
私はそんなこと思ってないんだけどな
『嫌とかいうわけじゃないよ。私もヒーローになりたいから。
だから…私、雄英受ける』
「本当！」
『うん』
だんだんお母さんの目に涙がたまる
「ありがとう。最近、涙腺が緩んじゃってね。
Aなら、きっと受かる。応援してるからね」
『まだ早いよ』
「ふふっ、そうね」
まだ９月
これから特訓しないと
期待に応えられるように
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かささぎ(プロフ) - 紫苑さん» 返信が遅れてすみません。あの坊ちゃんはもう一度出す予定ではあります。凄くウザいんですけど、それが書いてて楽しいです。そして轟くんには夏に氷、冬に炎を出してもらいたいですね。最近、異常気象らしいですし (2018年8月3日 8時) (
レス) id: f5a4d166c6 (このIDを非表示/違反報告)
紫苑(プロフ) - 轟と仲良くなったってこと質のいい氷食べ放題じゃん←。あの坊ちゃん殴らてぇ…アレ助けたんだからレスキュー高いはず(笑) (2018年7月31日 12時) (レス) id: 3603310884 (このIDを非表示/違反報告)
かささぎ(プロフ) - ルーナさん» コメントありがとうございます。どっちも面白いですよね。兄の影響で読み始めたのですが、まさかここまでハマるとは… これからも楽しんでいただけるよう頑張ります。 (2018年6月26日 19時) (レス) id: f5a4d166c6 (このIDを非表示/違反報告)
ルーナ(プロフ) - ヒロアカとフェアリーテイルどちらも好きな作品なのでこのようなクロスオーバー作品ありがたいです！（俺得！←）続きが気になって仕方ないです！これからも更新頑張って下さい！ (2018年6月26日 15時) (レス) id: 6c368ece55 (このIDを非表示/違反報告)
かささぎ(プロフ) - ミリアさん» ありがとうございます。今のところ、オチは未定でしたので希望してくださるとありがたいです。この作品は、更新が滞らないように気をつけます。 (2018年5月8日 6時) (レス) id: f5a4d166c6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かささぎ x他1人 | 作成日時：2018年5月7日 21時
