ゴースト・リーダー【ARS*O×S】 (ページ11)

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翌朝、ベットから
目を覚ますと

焼いた玉子のいい匂いが
鼻に伝わる

朝起きてキッチンに向かうと
そこには智くんが料理してた

智｢ああ、翔くんおはよう
スクランブルエッグ食べる?｣

俺はまだ少し眠いのか
片方の半目を擦りながら
智くんに返事をした

数分後、俺が座る席の前に
スクランブルエッグと
納豆１パック、白米が出される

スクランブルエッグを
1口サイズに切り
口に運ぶと

丁度いい塩加減と
ケチャップの味がした

智｢どう?美味しい?｣

｢うん、美味しい｣

智｢良かった
翔くんに喜んでもらえて｣

智くんはふにゃっとした笑顔で
喜んでいた

智｢そういや
今日歌番組あるんでしょ?｣

｢あ……｣

そうだ、歌番組

智くんが幽霊になった今
どうやって出よう……

そう考えていた時
俺の携帯に電話が入る

電話の相手は……

松潤からだった

｢もしもし?｣

潤『もしもし翔くん?
あのさ、今日ちょっと入り時間の
少し前の時間に来れる?

確かめたいことがあるの』

｢確かめたいこと?｣

潤『うん、詳しい事は楽屋で
じゃあ、また後で』

｢分かった、また｣

電話を切ると俺は早速
行く準備をして

マネージャーに連絡を入れた

30分後、マネージャーが
俺の家に迎えに来た

｢智くんも行く?｣

智｢うん、俺も行かせて｣

俺は玄関を開けた後
智くんと一緒に
マネージャーの車に乗った