after story�� ページ50
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itsuki.
今日はカレンとの記念日。
ちょうど付き合って3年目。
帰りに花束とケーキを買って帰った。
「わー、ケーキだ！」
樹「大の甘党さんにピッタリの店で一番甘いケーキ買ってきたよ」
「さすがいっちゃん！」
樹「本当調子良い時しか“いっちゃん”って言わないよね」
さっそくカレンが作ってくれたご飯を食べる。
ご飯のあとはカレンお待ちかねのケーキタイム。
樹「俺が準備するから座って待ってて」
「本当？ありがとう！」
冷蔵庫からケーキを取り出し、カレンのもとへ。
「えっ？ホールごと！？」
樹「可愛いから見てもらおうと思って、ほら」
「本当だ！かわ、…えっ…」
ケーキに書かれている文字を呼んで驚いてるカレン。
俺はポケットから取り出しカレンに差し出した。
樹「一生大切にします。俺と結婚してください。」
「っ、はい、よろしくお願いしますっ、」
ケーキには“3rd anniversary”の下に、“Will you marry me？”と書かれていた。
俺は箱から指輪を取り出し、カレンの左薬指にはめた。
樹「ピッタリじゃん」
「ふふ、さすが樹くん」
樹「これ婚約指輪だから、結婚指輪は今度一緒に選びに行こう？」
「うん！」
樹「愛してるよ」
「私も愛してる」
カレンの頬に手を添え、何度もキスをした。
「早くケーキ食べよ！」
樹「切り替え早っ」
「ケーキが私を呼んでる！」
樹「呼んでないから」
俺の一番のライバルはホルンとマースじゃなくて、甘いものだと再認識したのである。
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終わり
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作者名：LALA
| 作成日時：2022年11月11日 22時
