after story�� ページ46
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「……」
樹「…なに？」
「べ、別に…」
誰も今見てた映画でたくさん大人なキスシーンがあって、私もしたくなったなんて思ってないから！
樹「あっ、ホルン起きた」
そう言って、樹くんはホルンの方へ。
ソファーには私一人。
ポツーン状態だ。
樹「本当可愛いなー、マースのお嫁さんにしたい」
なんかホルンとイチャイチャしてる。
ホルンは女の子だからイケメン好き。
だから樹くんが来るといつも嬉しそうにしてる。
私のホルンなのに。
私の樹くんなのにっ。
ホルンと遊んで満足したのか樹くんがソファーに戻ってきた。
樹「なんで今度は不機嫌なの？」
「しょっとやふぇて(ちょっとやめて)」
知らない間にほっぺたを膨らませて私。
そんな私のほっぺたを両手ではさむ。
すぐに手を離してくれたと思ったら、なぜか私の両手を掴んできた。
「えっと、なに？」
樹「なにって逃げれないようにしたんだけど」
「なんで？」
樹「さっきずっと俺のこと見てた理由と今不機嫌だった理由言わせるため」
「だ、だから何もないって！」
樹「嘘つくの下手すぎ。ほら言いなって。」
「超俺様じゃん」
樹「でも好きでしょ？」
「……ホルンとばっか仲良くしないで」
樹「えっ、ヤキモチ？」
なんかイラッとした私はチュッと樹くんにキスをした。
私からの樹くんへの初めてのキス。
樹「やばっ、カレンからのキスってめっちゃ嬉しい」
「もっといっぱいしたい」
樹「なんでそんな可愛いこと言うの」
「さっき映画見たから…ねぇ、いっぱいしよ？」
樹「ちょっと違う方に聞こえるけど、まっ、いっか」
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作者名：LALA
| 作成日時：2022年11月11日 22時
