sweetie and sweetie (ページ15)

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itsuki.

撮影の合間にバスケシュート対決をすることになった。

バスケが下手だというカレンちゃんにバスケを教える北人さん。

「こうですか？」

北人「手はこうで、あー、そうじゃなくてこう！こうね！」

「あっ、は、はい、」

持ち方が違ったのかカレンちゃんの手に触れ持ち方を教える北人さん。

あっ、カレンちゃん、ちょっとテンパってる。

慎「何笑ってるんですか？」

樹「いやー、カレンちゃん面白いなーと思って」

慎「えっ？どこがですか？今全然面白い要素ないっすよ？」

樹「まぁまぁ」

さっきの出来事があったから、今のカレンちゃんと北人さんのやり取りは面白くて仕方ない。

北人「角度はこうね！」

「は、はい、」

北人「これで投げると…」

「あっ！入った！」

北人「イェーイ！」

気付けば、カレンちゃんの後ろに立ち、バックハグするような体勢で投げ方を教えてる北人さん。

さっき言ってた“慣れてない”はきっと男の人に対して。

だから今もカレンちゃんは少し顔を赤くしてる。

そしてボールがゴールに入ったから北人さんとハイタッチをしてる。

北人「あれ？ちょっと顔赤いけど大丈夫？熱ある？」

「だ、大丈夫ですっ！」

自然な流れでカレンちゃんのおでこを触る北人さん。

あれ、なんでだろう。

なんか、すっごいイライラする。

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