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itsuki.
壱馬「朝帰りなんて聞いてへんで」
「つい眠くなって」
壱馬「ついってなんやねん。で、どこにおったん？」
「カラオケ」
壱馬「はっ？」
「ストレス発散してました」
壱馬「はぁ…」
同じく朝が早かった壱馬さん。
俺と壱馬さんが外から戻ると北人さんにカレンが朝帰りしたと言われた。
連絡しても返事がなくみんな心配してたらしい。
何気にメンバー1カレンのことを大事に思ってる壱馬さんからのお説教を受けたカレン。
樹「寝てたの？」
「まぁ…」
樹「やっぱ一緒に帰ればよかったじゃん」
「いいの」
あんなことがあっても別に俺とカレンの関係が変わるわけじゃない。
割りきらなきゃいけない。
引きずることじゃない。
だから俺は今まで通りカレンと接する。
「…なんだ、いつもの樹だ」
樹「ん？なにが？」
「別に」
樹「そういえばなんであんな部屋とれたんだよ」
「あー、あそこよくお父さんが使うから」
樹「はっ？」
「あのホテルよくお父さんが仕事で使うから、お父さんの名前出したらちょちょいのちょい。」
樹「マジかよ」
「あの部屋もお父さんっていうか五十嵐専用って感じ。1個下の階には普通のスイートルームがあるけどね。」
樹「やっぱすげぇな、カレンんとこの親父は」
これでいい。
いつもと変わらない。
これが俺とカレンの日常だ。
-end-
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作者名：LALA
| 作成日時：2023年1月14日 18時
