焼肉丼 ページ41
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kazuma.
「いただきますっ!!!」
壱馬「元気やな〜(笑)」
FEARSのMV撮影が無事終わった。
その日は夜も遅かったから、次の日の夜はカレンが食べたいと言った焼肉丼をウ○バーイーツして家で食べることにした。
これでもかってぐらいの肉がのった丼。
「ん〜、美味しい〜、幸せ〜」
壱馬「俺はその顔を見て幸せやわ」
「…ドストレートですね」
壱馬「ドストレートな人間やからな」
「そうでした」
カレンは回りくどい言い方よりもドストレートの方が響く。
というか、そうしないとカレンの場合、変なところで鈍感やから伝わらない。
まぁ、ドストレートに言うとなんでもなさそうな顔しつつも実際めっちゃ照れてるのを一生懸命隠そうとしてるのがたまらんのやけど。
「ごちそうさまでしたっ!」
壱馬「ほんまに食ったん?」
「もちろん!」
壱馬「急にそんなに食べて胃もたれせん?大丈夫?」
「昨日から少しずつ食べてるんで大丈夫!」
カレンが食べたのは俺と同じ“大盛”の焼肉丼。
減量後とはいえ、急にそんなに食べれんやろと思ったけど、ほんまに食いよった。
よーそんなほっそい体に入るよな。
ほんでよー太らんよな。
世の中の女の子が羨ましがるで。
「さて、デザートのプリン食べよー!」
壱馬「まだ食うん!?」
「食後のデザートは別腹です!」
俺も食べる方やけど俺は今日もうお腹いっぱいやで。
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作者名:LALA | 作成日時:2022年12月31日 23時