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朝の始まり ページ22
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kazuma.
「ん、壱馬のくん、おはよう…」
壱馬「うん、おはよう」
カレンと同棲を始めて早一週間。
毎日朝起きたら隣にカレンがいて、夜寝る時も隣にいる。
俺の一日はカレンから始まっでカレンで終わる。
改めて、幸せやな〜って思う。
壱馬「今日は10時から事務所で打ち合わせやで」
「知ってる…」
壱馬「今7時半やけど、朝ごはん食べる？」
「うん…」
朝が得意なカレンも今日は眠そうだ。
まぁ、その理由は昨日遅くまで起きてたからなんやと思うけど。
あっ、起きてたというのは仕事で遅かったとかそういうんじゃなくて、いわゆるアレね、恋人同士がするイチャイチャタイムってやつ。
壱馬「昨日寝たの遅かったもんな」
「何時に寝た？」
壱馬「2時ぐらい？」
「なんか動いて疲れて寝ちゃった気がする…」
壱馬「まぁ、合ってるけど動いてたんはほとんど俺やで？カレンは俺の下で泣いてただけやん。」
「あー、もう、そういうこと言わないでっ！」
ちょっとイジワルしたらカレンはベッドから降りてさっさっとリビングに行ってしまった。
壱馬「朝から照れてあの顔もあかんやろ…って、話フッたんは俺か。」
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作者名：LALA
| 作成日時：2022年12月31日 23時
