Only One Girl 7 (ページ23)

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提案ページ23

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壱馬［なぁ、一緒に住まへん？］

自粛期間になり、日課となった毎晩のビデオ通話。

今日もいつも通り話すと思ったら、第一声がこれだった。

壱馬［おーい、聞こえてるかー？］

［あ、うん、聞こえてる！］

壱馬［ほんまやったらお互いの家に泊まったりするから同棲はまだ先かなーとか思ったりしつつも、一層のこと一緒に住んでまってもええかなーって思ってたんやて］

［そう…］

壱馬［こういう時に会えへんのってやっぱ辛いやん？カレン寂しがり屋やし、いっつも電話切った後とか心配になんねん。朝起きた時も寝る時もカレンの顔見たいし一緒に暮らそう？］

そう言った時の壱馬くんは凄く優しい顔をしていた。

壱馬［カレンがまだしたくないって言うんやったら別に今すぐとは言わんけど、いずれにせよ俺はカレンと一緒に住みたいと思ってるから、それだけは覚えておいて。］

［私…］

壱馬［ん？］

［あのね、壱馬くんに会えなくてすっごく寂しい…］

壱馬［うん…］

［壱馬くんと一緒にいたい］

壱馬［てことは、OKってことでええんかな？］

［うん、よろしくお願いします］

それからはどこに住むとかいつ引っ越すかとかこれからのことを話して凄く楽しかった。

壱馬［なんか久しぶりにそんな笑った顔見たわ］

［壱馬くん、ありがとう！］

壱馬［おん］

［これで残りの自粛期間も頑張れそう！あっ、自粛期間あけて会えたらお願い聞いてくれる？］

壱馬［なに？］

［あのね、いっぱいギュッてしてほしい…］

壱馬［離してて言うても離さんぐらいずっと抱きしめたるわ］

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