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itsuki.
海青「なんか今壁叩かれた?」
翔平「隣ってカレンだよな?」
海青「めっちゃ叩かれたよな?」
翔平「遊んでみたとか?」
樹「いや、カレンが一人でそんな遊びするわけないじゃん」
音はすぐやんだ。
俺たちは“たまたまか”と思い、各々また好きに過ごし始めた。
でもすぐに、
ドタドタ…
ガタン…
パリーン…
海青「えっ、なんの音!?」
翔平「なんか倒れた!?」
樹「ちょっと電話してみるわ」
あまりにも大きな音に心配になった。
電話をかけてみたけど繋がらない。
すぐ隣にいて物音もするのに電話に出ないなんておかしい。
樹「出ない、ちょっと行ってくるわ」
海青「俺も行くわ」
翔平「もちろん僕もです!」
3人で部屋を出て隣のカレンの部屋のインターホンを鳴らした。
でも応答がない。
ドアに耳を当てると中からはドタドタと音がする。
樹「中にいるけど出てこない」
海青「えっ、なんかヤバない!?」
翔平「マスターキーってマネージャー?」
樹「確かカレンの部屋のは田中さんが持ってるはず」
そんな話をしてるともう1つ隣の部屋のドアが空いた。
壱馬「あれ、樹たちもいるじゃん」
壱馬さんが言った“樹たちも”が気になった。
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作者名:LALA | 作成日時:2022年10月15日 19時