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kazuma.
撮影が終わって私服に着替えた俺とカレンはさっきの滑り台にやって来た。
「楽しみ〜！」
壱馬「直前になって怖くなって滑らんとかナシやからな」
「ジェットコースターじゃないから大丈夫！…なはず！」
壱馬「心配や……で、なんでおるん？」
慎「なんか楽しそうな気がして^^」
翔平「面白そうなものが撮れる気がして^^」
みんなに隠すつもりはなかったけど、着替えて足早に控室を出た俺とカレンのあとをついてきた翔平と慎。
翔平「では、わたくしが一番最初に滑って下で動画撮ってスタンバイしてますね！」
慎「翔平さんが一番なんだ」
壱馬「ほら、行くで」
「翔平、ちゃんと撮ってね！」
翔平「了解であります！」
階段を登りスタート地点へ。
翔平が“うひょー！”とか叫びながら滑っていったのを見てちょっとビビり始めたカレン。
「えっ、か、壱馬さんかまこが先行ってよ」
慎「さっき順番決めたじゃないですか」
壱馬「ほら、はよ滑らな下で翔平が待ってんで」
「で、でも、」
壱馬「ほな一緒に滑る？」
「滑れるの？」
壱馬「二人はOKらしいで。一緒に滑ったら怖くないやろ？」
「うん…」
カレンの手を握りながら喋ってると、
慎「イチャつかなくていいから早く滑ってください」
壱馬「慎生意気やな〜」
「まこ、もう少し優しくないと彼女できないよ？」
慎「彼女いらないから大丈夫っす」
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「あー！楽しかった！」
慎「滑る前ビビってたくせに」
「こら！まこ！一応年上！」
慎「精神年齢は俺のが上っす」
「生意気だぞー！！！」
翔平「鬼ごっこですな！動画スタート！」
慎を追いかけるカレンとそれを撮る翔平。
そんな3人の様子を俺は一人笑いながら見てた。
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作者名：LALA
| 作成日時：2022年10月15日 19時
