Only One Girl 5

W2P〜お遊びSP〜 ページ46

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撮影まで時間があるからみんなで乗り物やゲームがあるところに遊びに来た。

日本でいうとゲーセン的な感じかな？

壱馬さんと回ってると何やらいっちゃんと翔吾さんを発見。







「何してるの？」

樹「なんか滑り台だって」

「滑り台？」







そんなことを話してるとヒューッとかなりのスピードで海青が来た。







翔吾「うわっ、めっちゃ楽しそう！」

樹「やりたい！」

壱馬「やりたいやりたい！」

「私もやりたい！」

樹「ていうかその格好じゃ無理じゃね？」







MV撮影中だから私の格好はドレス。

いや、でも踊るためにスリットも入ってるし、実際これで踊ってるから滑り台もアリなんじゃないか？







翔吾「衣装さんに聞いてみなね」

「佐々木ちゃーん！滑り台滑りたーい！滑ってもいいですかー！？」







少し遠くにいる衣装の佐々木さんに声を出して聞いてみた。

すると、頭上でバツとダメのポーズをされた。







「ガーン…」

翔吾「めっちゃ即答やったな(笑)」

樹「じゃあ、俺ら行ってくるね〜」

「裏切り者！！！」







いっちゃんと翔吾さんが楽しそうに上に上がっていくのをただ見てるだけ。

隣から誰かの声がして私はやっと気付いた。







「あれ、壱馬さんは行かないんですか？」

壱馬「気付くの遅ない？誰かさんが一人やと寂しがるかと思って。」

「別に寂しくないですよー」

壱馬「ほな俺も行って来よっかなー」

「だ、だめです」

壱馬「うん、素直でよろしい。撮影終わってからあとで一緒に来よう。」

「いいんですか！？」

壱馬「滑りたいんやろ？俺も滑りたいし。」







今日のMV撮影が無事終わったあと、着替えてから私と壱馬さんは滑り台を滑って遊びましたとさ。





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