心ココにあらず ページ22
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kazuma.
壱馬「お疲れー」
「あっ、壱馬さん」
壱馬「なんか会うの久々やな」
「壱馬さんドラマや映画の撮影してますからね」
北人と一緒にスタジオに着いたのはちょうどみんながお昼休憩に入った頃やった。
カレンに会うのは4日ぶりかな。
最近はドラマや映画の撮影で会えないことが多い。
4日も会えなかったのは初めてかな。
一応毎日LINEはしてるけど他愛もない会話ばっか。
とりあえず夜はしっかり寝れてるらしい。
壱馬「これから昼飯?」
「はい、外行ってきます!」
カレンはスタジオを出た。
俺と北人も買ってきた昼飯を食おうと椅子に座った時、
海青「あれ!?カレンは!?」
壱馬「外に食べに行くってさっき出て行ったで」
海青「くっそー!ウサギやから逃げ足早いな!陸さーん!また逃げられました!!!」
陸「ほら言ったじゃん!休憩入った瞬間に掴まえないと逃げられるって!」
海青「ちょっと目離しただけっすよ!?」
陸「ウサギなんだから肉食動物からはササササッと逃げるの得意に決まってるでしょ!」
今、俺と北人の前で訳の分からない会話が繰り広げられている。
北人「えっ、なに?」
壱馬「なんかあったん?」
海青「実はですね、」
海青曰く、どうやらここ最近のカレンはあまり食べてないらしい。
夜は食べてるらしいけど、日中は食べてるところを誰も見てないし、休憩になると絶対スタジオを出ていなくなるらしい。
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作者名:LALA | 作成日時:2022年10月15日 19時