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riku.
俺は翔吾と一緒に地下駐車場に向かった。
車を見つけて一応コンコンと窓をノックして後部座席ドアを開けた。
翔吾「えっ……」
陸「ちょっと！カレン！どうしたのっ！？」
俺たちの目に入ったのは涙を流して震えてるカレン。
俺はすぐカレンの隣に座り、背中をさすった。
陸「なんかあったの？怖い夢でも見た？」
「し、知らない人が、」
陸「えっ？知らない人？」
「夢見てて、知らない人が目の前にいて…凄く怖くて、それで、目が覚めたら、本人に知らない人がいて、」
陸「はっ！？どこに！？」
「そ、そこ……」
カレンが指差したのは運転席。
でもそこには誰もいなくて、もちろん車の中にもいない。
翔吾が辺りを確認したけど人影はなかった。
陸「なんかされたの？」
「されてない、でも、手にスマホ持ってた、目が合ったら車から出てって、」
翔吾「どんな奴か覚えてる？」
「えっと、えっと、」
翔吾「ごめんごめん、無理に思い出さんでええから、そんな焦らんといて」
「ごめんなさい…」
陸「とりあえずみんな待ってるし行こう？撮影できる？」
「大丈夫です、やりますっ、」
カレンを支えながら楽屋に行ったら目を真っ赤にしたカレンを見てみんなが驚いてた。
俺は翔吾にカレンを見てもらってる間にユナちゃんに話した。
そしてまずは一番最初にカレンのメイクと着替えをすることにした。
真っ赤になった目も冷やさないといけないし。
俺と翔吾はカレンが準備してる間にさっきのことを話した。
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作者名：LALA
| 作成日時：2022年10月15日 19時
