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kazuma.
壱馬「どけよっ！！！」
俺はカレンの上にいた田中さんの肩を掴みどかした。
どかしたというか突き飛ばしたといった方が正しいかもしれない。
陸「壱馬！カレンを！」
田中さんぐらい陸さん一人で十分押えられる。
海青と樹は近くに立って田中さんを監視してる。
俺はカレンをゆっくり起こした。
壱馬「もう大丈夫やからな」
「こわ、こわっかった…」
壱馬「もう喋らんでええから」
北人「ほら、これ羽織ってな」
俺はそっとカレンの頭を撫でた。
北人がカレンにかけたのはカレンのブランケット。
ふと下を見るとバスローブの胸元が乱れていた。
俺は何も言わずにそっと直した。
力矢「カレン大丈夫！？」
陣「無事か！？」
他のメンバーがやって来た。
泣いてはいるけどカレンを見てとりあえずは一安心という顔をしていた。
北人「とりあえずこの部屋にはいたくないだろうからカレンは俺たちの部屋に行こう？」
壱馬「せやな。寝るスペースはあるしな。」
陣「ほな二人はカレンと一緒に先に部屋に行っておいてもらってええか？こっちはなんとかするわ。」
壱馬「お願いします」
「あっ、荷物、」
樹「俺が持ってく」
慎「樹さん、俺も手伝います」
翔吾「俺も一緒にやるわ」
カレンの荷物は樹たちに任せて俺と北人は先にカレンを連れて部屋を出ることにした。
壱馬「立てるか？」
北人「ゆっくりでいいからね」
カレンを立たせて歩き出す。
念のため田中さんからは遠くなるように俺がカレンの左側、北人がカレンの後ろに立ってる状態だった。
それなのに…
田中「カレン！」
陸「あっ！！！」
「いたっ、」
壱馬「何すんねん！！！」
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作者名：LALA
| 作成日時：2022年10月15日 19時
