バレンタインデー ページ10
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riku.
今年もあの日がやって来ました。
去年のことを教訓に俺たち16人はあることを考えた。
そしてそれが決行されるのが今日、2月14日だ。
「おはようございます！」
陸「おはよう！じゃあ、行こっか！」
「はい！」
今日の仕事はお昼から。
午前中はオフだったから、カレンと一緒にジムに行ってキックボクシングをすることにした。
「では、お相手お願いします(ペコッ)」
陸「手加減しなくていいからね！」
いつもはトレーナーさんとやるけど、たまにカレンの相手をしてあげてる。
カレンも“私も陸さんの相手します！”って超やる気なんだけど、さすがにカレン相手じゃできないよね。
絶対カレンの骨折っちゃう自信しかないもん。
「あー、楽しかったー！」
陸「よし！じゃあ、事務所行こっか！」
「はい！あっ、翔平といっちゃんがアメコで待ってるってきてますけど、」
陸「じゃあ、アメコ寄って飲み物買ってから事務所行こっか！」
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「お待たせー！」
翔平「待ーちーくーたーびーれーたー！」
樹「言い方がうざい」
翔平「なんだとっ！？」
「早く買おう！喉乾いた！」
陸「よし！カレンのは陸さんが奢っちゃう！」
「えっ！？いいんですか！？」
陸「もちろん！」
翔平「陸さん、ぜひぼ、」
陸「自分で買え！」
翔平「は、はい、」
樹「(笑)」
隣でバレンタイン限定の甘ーいドリンクを飲んでるカレンと歩くこと数分、俺たちの戦場に着いた。
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作者名：LALA
| 作成日時：2022年9月25日 14時
