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riku.
「はーい!なんですかー?」
山彰「ちょっとこの岩の横に体育座りしてみてよ!」
「なぜ?」
山彰「いや、この岩がマジで重くてさ!絶対40kg以上あるからカレンとどっちが重いか比べてみようかと思って!」
「いやいや、こんな岩っころより私の方が重いに決まってるじゃないですか!」
翔平「じゃあ、1回岩持ち上げてみ?」
「よいっ、う"っ、無理!」
試しに俺も持ってみたけどマジで重かった。
それでもカレンは自分のが重いと言うからさっそく検証開始。
山彰「その体勢からお姫様抱っこするみたいに持ち上げるからな」
「はーい」
山彰「せーのっ、……あっ、余裕で持てるわ」
意気込んだけどあっさりカレンを持ち上げた山彰。
そうなると翔平と北ちゃんも“俺も俺も”と言い出して順番にカレンを持ち始めた。
翔平「そらよっと!あら!本当!持てる!」
北人「よいしょ、……ご飯食べてる?」
「食べてるよ!」
陸「なんか北ちゃんがお姫様抱っこすると本当に王子様とお姫様みたいだよ」
「北人さんプリンスですもんね!」
北人「では僕はプリンセスと行きますので、さらよなら!」
そう言って北ちゃんはカレンをお姫様抱っこしたまま戻っていきましたとさ。
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作者名:LALA | 作成日時:2022年9月25日 14時