夜桜 ページ20
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reo.
トレーニングも終わったし帰ろうと廊下を歩いてると少し先に一匹のウサギ発見。
自然と上がる口角と少し高めの声で肩をポンと叩いた。
玲於「よっ、お疲れ」
「あっ!玲於くんお疲れ様です!」
そうそう、この笑顔見てると疲れもふっ飛ぶんだよね。
玲於「今日もう終わりだったら一緒に帰らない?」
「帰ります!」
一緒に事務所を出て目黒川沿いを歩く。
日が暮れて桜がライトアップされている。
「夜桜綺麗〜!今年初!」
玲於「えっ、そうなの?もうとっくに見てるかと思った。」
「初ですよ〜!あっ!写真撮ってください!」
玲於「いいよ」
夜桜をバックにカレンのソロショット。
ここは流れに身を任せて俺とのツーショットもパシャリとね。
横では何枚か撮った写真をニコニコしながら見てるカレン。
玲於「そういえばさ、カレンってメンバー以外と二人になるの禁止されてなかったっけ?」
「玲於くんだけは許可おりてます!」
玲於「何それ(笑)」
「玲於くんが私のこと“妹だ!”って言ってくれたし、なんかファンの子も玲於くんならって感じだからですね!」
玲於「なるほど。まぁ、許可おりたのは嬉しいけど。気にせず出掛けれるし。」
16人の過保護な野獣たちがまぁうるさい、うるさい。
とりあえず俺は二人っきりOKと許可おりてるみたいだしなんか特別感あって嬉しいわ。
「あっ!あと啓司さんもOKだから、玲於くんは2番目でした!」
玲於「そ、そっか…」
俺だけかと思ったけど、やっぱり啓司さんには勝てねーな。
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作者名:LALA | 作成日時:2022年9月25日 14時