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kazuma.
壱馬「別に泊まるなとかは言わんけど別に一人やなくてもええやん。それに二人してお互いの匂いするとかどういうこと?樹は自分家で風呂入ってたくせになんでそんなにカレンの匂いするん?」
樹「同じ部屋で寝たからじゃないですか」
壱馬「はっ?リビングやなくて同じ部屋?なんなん?ヨリ戻したん?」
樹「違います」
壱馬「俺、樹やなくてカレンに聞いてるんやけど」
カレンを見れば黙ったまま下を向いていた。
壱馬「なぁ、答えられへんの?」
翔平「壱馬さん、そんな言い方しなくても。昨日、樹がカレンの家に言ったのには理由があって。」
壱馬「翔平は黙って」
翔平「……」
壱馬「樹だけが泊まらなあかんかった理由は?」
「…いっちゃんにしか話せない話があって、」
壱馬「そんなん別に泊まらんでも出来るやろ。ていうか、別れたわりには二人一緒におること多いし距離近すぎちゃう?それで付き合ってないとか嘘やん。そんなに樹、樹って言うならはよヨリ戻したらええやん。」
「…なんで、今日言うんですか、」
壱馬「言いたいから言うただけやん」
「今日だけはそっとしてほしかったです。今日はもう壱馬さんとも誰とも話したくないです。一人にしてください。」
カレンはスタジオを出て行った。
樹「俺、壱馬さんならって思ってたけど、やっぱ無理っす。俺、カレンを傷付ける人に渡すつもりはないんで。」
立ち上がりながら俺に言った樹はカレンのあとを追おうとした。
海青「俺が行くわ、樹はみんなに話せ。」
翔平「それカレンに怒られるんじゃ、」
海青「どうせ本人が言うつもりないんやったら言ったらええやん。言わんかったらまた今日みたいなこと起きるで?カレンのためにも樹以外にも頼れる人はおるってことを分かってもらわなあかんやろ。」
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作者名:LALA | 作成日時:2022年9月25日 14時