新たな一面 ページ22
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riku.
仕事が早く終わった俺はジムに来ていた。
すると見覚えのある人発見。
見た目からは想像ができない素早さ。
休憩に入ったところで俺は声をかけた。
陸「お疲れー!」
「あっ!陸さん!」
陸「カレンってキックボクシングやってたんだね!知らなかった!」
「デビュー決まったぐらいから始めました!すっごい疲れるけどすっごい楽しいです!」
陸「俺もやってるから分かるよー!ていうか、やってるなら教えてよね!一緒に出来るじゃん!」
「私がキックボクシングやるのはレアなんで(笑)」
陸「えっ?そうなの?」
「今日は発散しに来ました!」
陸「発散?」
「はい!ストレス発散!!!」
5分ぐらい休憩したカレンはまたトレーナーさんと始めた。
「…ヘラヘラすんな!」
陸「!?!?!?」
突然カレンの声が聞こえた。
「性格悪いっつーの!」
「チヤホヤされたいなら男子校の先生にでもなれ!」
「ていうかぶりっ子でキモチワルイ!!!」
ビックリしてる俺とは反対にトレーナーさんは普通の顔。
それを見て、これはいつも通りの光景なんだと分かった。
『カレンちゃん、面白いでしょ(笑)』
陸「あっ、お疲れ様です!」
今日俺の相手をしてくれるトレーナーさんが来た。
『最初は全身運動にイイって始めたんだけど、気付いたらストレス発散に変わってたよ(笑)』
陸「見れるのはレアって言ってました」
『いや、全然レアじゃないよ』
陸「えっ!?」
『メンバーには見せたくないからズラして来てるだけで週1ぐらいで来てるよ(笑)』
陸「そんなに!?」
『定期的に来てストレス溜めないようにしてるんだって』
カレンの新たな一面発見。
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作者名:LALA | 作成日時:2022年9月21日 22時