冷え性 ページ46
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kenta.
健太「カレンー、これマネージャーから預かったよー」
「ありがとうございます！」
昨日マネージャーから預かってたカレンのアームウォーマー。
渡した瞬間、触れたその手は冷たかった。
健太「相変わらず冷たいね」
「冬は好きなんですけどねー」
そう、カレンはメンバーも、いや、ランペクルーも驚くほどの超冷え性だ。
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力矢「寮母さんはいるけど必要最低限のことは自分でやること！寮母さんには迷惑をかけないこと！」
メンバー全員での寮生活が始まった。
そしてメンバー全員で迎えた初めての冬。
リハが終わってメンバー何人かで帰ってる時のこと。
俺の前で翔平と楽しそうに話してるカレンとこっち向かって走ってくる自転車。
全然方向転換をせず一直線で走ってくる自転車を見て俺はカレンの手を引っ張って自分の方に引き寄せた。
「へっ！？」
健太「危ない、ちゃんと前見て歩かないと。」
「えっ？あっ、すいません！ありがとうございます！」
ちょうど勢いよく自転車が俺たちの横を通りすぎた。
慎「ていうか、健太さんいつまで手繋いでるんですか！」
翔平「なんだ！まこ！嫉妬か！？」
慎「違いますよ！」
健太「…カレン、手、冷たくね？」
「あー、冷え性なんですよ！」
カレンがそう言うと、翔平とまこっちゃんとたっくん、山彰までもカレンの手を触り出した。
翔平「わっ！冷たっ！！！」
慎「えっ、生きてます？」
「生きてるし！」
拓磨「氷みたいなんですけど…」
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作者名：LALA
| 作成日時：2023年2月15日 21時
