rh− ページ5
.
kazuma.
ユナ「いい!?絶対怪我するな!分かった!?」
「分かってるってー、もうユナちゃんうるさいよー」
ユナ「うるさいとはなんだ!うるさいとは!」
「はいはい!じゃあ、ママが外で待ってるから行って来まーす!」
騒がしかった楽屋が静かになった。
それと同時に健太さんが“あーあ、4日もいないのかー”と言った。
仕事を終えたお昼過ぎ、カレンは沖縄の石垣島へ旅立った。
仕事じゃない、完全プライベート。
パパとママの3日4泊の沖縄旅行。
みんなが楽しんでおいでと言う中、ユナさんだけは違った。
壱馬「ユナさん」
ユナ「ん?どうした?」
壱馬「旅行決まってから“怪我するな”ばっか。確かにカレンはパフォーマーだから怪我したらあかんことは本人も俺らも分かってます。でも、そんなにしつこく言う必要ありますか?」
山彰「俺もちょっと気になってたわ」
ユナ「あー、そっか、みんなにはまだ話してなかったんだっけ。」
壱馬「何をですか?」
ユナ「これから先は長いし、いつ何が起きるか分かんないからみんなには話しておかないとね。」
力矢「大事な話ですか?」
ユナ「万が一の事を考えるとかなり大事なことね。カレンの血液型ってA型なんだけど、A型のRh−(マイナス)なのよ。」
.
155人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:LALA | 作成日時:2023年2月15日 21時