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kazuma.
壱馬「これがこの日にあったことです」
陣「まこっちゃん、この日、ほんまに壱馬は泊まりに来たんか？」
慎「はい、来てます。疑うならマンションの管理人さんに防犯カメラの映像見せてもらえば分かると思います。」
陣「いや、そこまでせんでもええよ。そこまでして嘘ついてるとは思わんから。」
健太「でも背中のホクロはどう説明すんの」
壱馬「それはほんまに分かりません…」
山彰「壱馬、この女、何やってる人？何回か仕事で一緒になった？」
壱馬「スタイリストで一緒に仕事したのは2回だけです。個人の撮影で外部のスタイリストがついた時です。」
山彰「あー、ほんなら着替えとる時に見られたんちゃう？」
力矢「うん、その可能性が高いね」
翔吾「仮にそうやったとして、こんな写真をカレンに渡して何がしたいん？彼氏おるんやから別れさせるとかそんなんやないやろ？」
確かに翔吾の言う通り、この女の目的が分からへん。
明らかにわざとっぽい。
男がおるからって油断してたわ。
一瞬でも二人っきりになった俺がバカのことや。
陸「とりあえずさ、この女のことはあとにしてさ、壱馬はすることがあるんじゃないの？かなりキツイ言い方してたよ、カレンに。」
壱馬「っ、すいません…」
陸「それさ、謝るの俺らじゃないよね？」
そうや。
謝る相手はカレンや。
荷物を持ってカレンを探しに行こうとした時、
北人「家に帰ったって」
壱馬「えっ？」
北人「家に送ったって樹から連絡あったよ。ちゃんと話しなよ。」
壱馬「すまん、ありがとう」
俺はスタジオを出た。
途中すれ違って樹たちに頭だけ下げ、急いで家に帰った。
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作者名：LALA
| 作成日時：2023年2月15日 21時
