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kazuma.
俺は今、手元にある写真を見てかなり戸惑ってる。
なんでこんな写真があるかほんまに分からん。
でもこれは…
陣「壱馬、ちゃんと説明せぇ」
壱馬「…確かにこの写真のことは全部事実です」
陸「っ、おい！！！」
力矢「陸、落ち着け、」
俺がそう言うと陸さんは俺の胸ぐらを掴んだ。
陸さんの気持ちも分かる。
きっと俺も陸さんの立場やったら同じことをしてる。
陣「事実ってどういうことや？」
壱馬「そのまんまの意味です。スタッフさん数人とご飯行って酔った彼女をタクシーに乗せて家まで送っていきました。」
健太「カレンがいるのになんでそんなことしたんだよ。身内じゃない男と二人っきりで出掛けるなってあんなに言ってた壱馬がそれするっておかしくない？」
壱馬「確かにこの写真を見る限り二人っきりです。でも、ほんまはタクシーにこの人の彼氏が乗っとって、送ってったマンションも二人で暮らしてるマンションです。」
先にタクシーを呼びに行ってタクシーに乗ってた男。
俺はタクシーまで付き添い、フラついた彼女を乗せた。
俺は別のタクシーで帰ろうとしたけど帰る方向が同じだったから“乗ってきな”と言われ、同じタクシーで帰った。
ついた先は慎の家まで歩いて行ける距離だったため俺もタクシーを降りた。
マンションに着き、お金を払ってもらってる間に先にマンションの中に入った。
男に彼女を任せ俺はマンションをあとにし、慎の家に行った。
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作者名：LALA
| 作成日時：2023年2月15日 21時
