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kazuma.
スタジオに入ってきた時からどことなく元気がなかったカレン。
リハが終わったのにその場から動かないカレンが気になりカレンのもとへ行った。
問いかけても返事も曖昧やしずっと下を向いたまま。
他のメンバーも何事かと心配し始めた。
「っ、」
壱馬「えっ、どうしたん！？どっか痛いん！？」
顔を上げて目が合ったかと思ったら、その目はどんどん潤み、涙が頬をつたった。
急に心配になりカレンの背中をさすって落ち着かせた。
壱馬「泣くほどどっか痛いん？どこが痛いん？病院行く？」
「ごめんっ、」
壱馬「何が？なんかあったん？」
「ダメだって分かってるけどっ、どうしてもやらないと気がすまないっ、」
壱馬「えっ、な、」
パチンッ…
俺が言い終わる前に乾いた音がした。
壱馬「えっ…？」
北人「今…」
陸「壱馬のこと…」
翔吾「叩いた…？」
カレンに頬を叩かれたと理解するのに少し時間がかかった。
俺もやけどメンバーが突然のことに戸惑ってる。
「ごめんっ、嘘だって思ってるし、壱馬くんから何も聞いてないから信じたくないけど、でもっ、」
壱馬「えっ、ごめん、ほんま意味分からん、なんで俺叩かれてるん」
朝から仕事してリハ終わりで疲れてるのもあって、カレンの意味分からん行動に俺も少しイラついた。
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作者名：LALA
| 作成日時：2023年2月15日 21時
